【チャンスあり】アルバイトから正社員になるきっかけやパターン5つ!

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企業のなかには、労働力を安定的に確保したいなどの狙いからアルバイトを正社員に登用する取り組みを積極的に行っているところがあります。

ただ、それらの企業においても、人によっては早い段階でアルバイトから正社員に昇格できるケースもあれば、長年勤務してもアルバイトのままということもあります。

当記事ではアルバイトから正社員に登用されるために押さえておきたいポイントなどについて述べています。

アルバイトから正社員になるきっかけ、パターン5つ

アルバイトから正社員に昇格した人々はいくつかのルートで昇格のチャンスをつかんでいます。一体どのようなきっかけがあるのか以下5つのパターンに分けて述べます。

正社員登用制度があった

企業のなかには正社員登用制度を設けているところがあります。この制度は、アルバイトなど非正規雇用が正社員雇用になる、企業による制度です。ケースによりけりですが、1年以上勤務したアルバイトを対象に社員登用試験を設けていることが一般的には多いようです。

社員登用試験は面接だけというパターンや面接と筆記試験が行われるパターンなどがあります。あるいは大手企業のなかには昇格試験が何度もあって最終的に正社員に昇格できる難易度の高いものもあるようです。

店長にある日突然、正社員にならないか?と聞かれた

小規模な会社や店舗によく見られるケースですが、店長など上司から「正社員にならないか」とある日突然、提案されるケースです。

そのように提案してもらうためには、普段の仕事ぶりから信頼関係を築いていることが何より重要です。

たまたま正社員の欠員が発生した

正社員が辞めるとその穴を埋めるために企業は四苦八苦します。よくありがちなのは正社員の寿退社が突如決まったことで欠員が生じるケース。

新たに求人募集をする場合、企業側からすると経費がかかる上、仕事を一から教えなければなりません。それは企業にとって負担となります。すると、長く勤務をしていて仕事を熟知しているアルバイトに正社員昇格の話がくるケースもあるのです。

そのような欠員で声を掛けてもらうためには、普段から社内で信頼関係を作っておくとともに、正社員になりたい旨をさりげなく上司に伝えておくことが重要です。

自ら上司に相談する

正社員登用制度もなく、上司から正社員昇格への提案もないときは上司に直接相談してみるのもよいかもしれません。この上司とは人事権を持った管理職クラスあるいは社長ということになります。

もし平素の仕事ぶりが評価されていた場合、要求がのまれて正社員の道が開ける可能性があります。または、仮に勤務している店舗に欠員がなくても、関連会社や他店舗を紹介してもらえるケースもあるでしょう。

社内広報の人材募集に応募する

企業によっては社内広報などで、正社員を社内公募していることがあります。日頃からそのような社内の求人情報を見逃さないように心がけ、見つけ次第応募することによって正社員への道が開けることがあります。

アルバイトから正社員なれる正社員登用制度とは?

正社員登用制度とは、アルバイトやパートなど非正規の従業員が正社員に登用される企業による制度のことを指します。

正社員登用制度を設けている企業の見分け方

企業によっては正社員登用制度を設けてところとそうでないところがあります。厚生労働省が2017年に発表した労働経済動向調査によると68%ほどの企業が正社員登用制度を設けているとされています。

職種においては不動産業、飲食業、医療・福祉、アパレル、製造業などを中心に正社員登用制度は広がりを見せています。

正社員登用制度を設けている企業の見分け方としては、まずはアルバイトの求人票に着目することです。そこに「正社員登用制度あり」と書かれていたら、アルバイトとして入社したら正社員を目指すことができる求人であることをとりあえずは認識することができます。

正社員登用制度がある企業に応募するときの注意点

ゆくゆくは正社員としての雇用を考えている人は、まずは正社員登用制度のあるアルバイト求人を探してみるのがよいでしょう。

ただ、見つかったからといってそれだけでは安心できません。なぜなら、正社員登用制度があっても実際に正社員登用実績がない、あるいはごく一部の人だけしか社員登用されないこともあるからです。

そのような場合、アルバイトとして長年働いても正社員雇用への道を開くことは極めて困難であるといわざるをえません。

ですから面接の際に、過去には何人くらいが正社員に登用されたのかといった質問を面接官にぶつけてみることをおすすめします。もし明確な回答が返ってこない場合、よほど卓越した実績をあげるか強いコネでもなければ正社員登用への道は厳しいと考えてよいかもしれません。

アルバイトから正社員になることで得られるメリット、デメリット

アルバイトから正社員に昇格することにはメリットとデメリットがあります。それぞれ3つずつ紹介します。

メリット1「社会保険制度が充実している」

アルバイトから正社員になることのメリットのひとつ目は、社会保険制度が充実しているという点です。社会保険に加入することで、企業は保険料の半分を負担してくれます。また、厚生年金に加入した場合、将来的に受け取れる年金受給額もアップします。

メリット2「給与や雇用が安定する」

アルバイトが時給制であるのに対し、正社員は月給制であることが多いです。正社員は出社しさえしたら決まった給料を毎月受け取ることができるわけです。また、雇用が不安定になっても、まずクビを切られるのはアルバイトやパートなど非正規雇用であり、正社員は社内において最も雇用が安定しているポジションであることもメリットでしょう。

結果的に、正社員になると着実に資産を増やすことができるとともに将来設計も立てやすくなります。

メリット3「社会的信用がアップする」

アルバイトをはじめ非正規雇用と比べると、正社員は社会的信用が得られやすい面があります。例えばクレジットカードをつくったりローンを組んだりする際にも審査が通りやすくなります。

デメリット1「自由度が狭まる」

正社員に昇格することにはメリットがある反面デメリットもあります。例えば、アルバイトと比べると自由度が狭まるという点です。

アルバイトの場合、働く日数や時間は自分の都合である程度決めることができます。しかし、正社員の場合、そうはいきません。企業から指示された労働時間や日数を守って働かなければならないからです。申請すれば休暇はとることはできても、希望どおりにいかないというのが現実にも直面します。

そのように自由度の狭い状態が会社を辞めるときまでつづくため、人によってはストレスを感じるというデメリットがあるわけです。

デメリット2「責任が重い」

正社員は安定した給与や充実した福利厚生を得るかわりに、重い責任がかかります。例えばアルバイトなど非正規従業員がミスをした場合でも、そのフォローをしなくてはなりません。

デメリット3「異動になる場合がある」

全国あちこちに支店のある企業の場合、正社員はある日突然、人事異動を命令されることがあります。正社員として働く以上、業務命令は基本的には断れないため、いろいろ悩ましい問題も生じてきます。例えば結婚している人なら単身赴任をするか引っ越しをするか選択を迫られます。

アルバイトから正社員に登用されるためには何が必要?

アルバイトとして勤務している人々のなかには早い段階で正社員昇格のオファーが来る人もいれば、長年勤務していても全くチャンスをつかめない人もいます。一体、アルバイトから正社員に登用されるためにはどのようなことが必要なのでしょうか?そのコツについて以下、4点に分けて述べます。

心構え

アルバイトが正社員になるためには、正社員として雇用したいと上司に思わせることが重要です。ですから、アルバイトだからといって手を抜くことは厳禁です。あたかも正社員として働いているつもりで会社に尽くして働く姿勢が重要だといえるでしょう。

まずはしっかりと仕事を覚え、そのうえで、アルバイトの中でもリーダー的な存在として積極的に立ち回る。そしてときには社員の指示を先回りして行動できるようになれば、上司の目に留まりやすくなります。

普段から仕事に対する高いパフォーマンスを発揮していることによって、上司は評価してくれるものです。この人材を正社員として働かせたら会社に大きな利益をもたらしてくれるだろうと評されたとき、正社員昇格の話が来やすくなります。

信頼関係を構築する

企業はさまざまな人間が共同でものやサービスをつくりあげていく場であるため人間関係が重要です。アルバイトから正社員を目指す場合、とりわけ人事権を持つ管理職クラスの上司との関わりがキーになります。

円滑な人間関係を構築するためにはまずは挨拶が重要です。それを重ねることで親近感が生まれるからです。また仕事の上ではホウレンソウ(報告・連絡・相談)を行うこと、遅刻無断欠勤をしないことも信頼関係を高める上で大切です。

必要なアクション

正社員昇格のオファーを早い段階で得るためには、待っているだけという姿勢は得策とはいえません。ある程度仕事が慣れてきたら積極的にアクションをとることでチャンスをつかみやすくなります。

例えば機会を見つけて、上司に今どのように自分が評価されているのか、何か足りないところはないかなど質問してみることもおすすめです。

そうすることで、仕事に対する熱意や正社員になりたいという希望をスマートに伝えることができるからです。

能力

企業によりけりですが、単に勤続年数が長いだけでは、なかなかアルバイトは正社員に登用されないという話をよく聞きます。では企業は何を重視しているのかというと、第一は実績です。正社員と比べたときどれだけ仕事ができるかという点です。

ですから、仕事に対するパフォーマンスを日頃から考え、着実に積み重ねスキルを高めていくことが重要であるといえるのです。

まとめ

アルバイトから正社員になるためには、いくつかのルートがあります。一般的なのは、正社員登用制度を設けている企業にアルバイトとしてしばらく勤務することです。

入社後は企業側に正社員として雇用したいと思ってもらえるようふるまうことが重要です。そこでは上司との信頼関係を着実に構築し、熱意のある仕事ぶりを発揮することによって正社員昇格への道が開けやすくなるでしょう。

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