ニートの就職体験談

大腸炎で入院&退職後ニートへ。41歳無職から正社員として就職できるまでの道

投稿日:2019年4月13日 更新日:

41歳男、営業職で再起を目指す話です。

私は某私立大学を卒業し、新卒社員として半導体商社に入社しました。そこで12年間営業職として全国を飛び回りながら、いろいろな顧客へ半導体を販売しておりました。

商社はメーカーとは違い、基本的にはものを作っていませんので、必要とされる技術は交渉力のみ。とくに半導体の販売先はメーカーの技術者ばかりですので、ああ理系出身だろうなと一発でわかるようないわゆる変人相手に営業活動に勤しんでいました。

結婚もしてこれからという33歳で大腸炎で入院する

当時は若かったこともあり、昼に営業、夜は接待と日夜休みなく働いていました。

その職場で女房とも出会い、めでたく結婚、子供にも恵まれ、これから一層がんばるぞの矢先の33歳、無理をしてきた体から悲鳴が上がったのでした。

最初は原因が分からず、ただ血便が続くな、昨日も飲みすぎたかな程度だったものが、次第に腹痛から激痛に変わり、立ち上がれなくなるほどになったのです。

病名は潰瘍性大腸炎。すぐ入院になりました。

幸いにも有給はたっぷり残っていたので病気療養をしっかり行い、いざ復帰と思っていたのですが、そこは生き馬の目を抜く世界、もう私の居場所はありませんでした。

顧客も取られ、窓際に追いやられた私は無駄に高いプライドから、会社を勢いで飛び出しました。

退職後、衝撃的な事件をきっかけに就職を決意する

もちろん次の当てなんかありません、あれだけ活躍していたんだから、引く手数多だろうとタカをくくっていたのですが、現実は厳しいものです。

前職の待遇や給与水準に妥協ができなかったので、募集している会社はあるものの、ここでも高すぎるプライドから再就職は難儀しました。

幸いにも女房が正社員として働いていたので、しばらくは育児手伝いという形で家に引きこもり、就職活動を中途半端に行なっていた毎日。

ある日子供が学校から帰ってくるなり、部屋に閉じこもり出てきません。何事かと思い女房に相談し話を聞いてもらうことに。

どうやら学校で嫌なことがあったらしい。詳しく話しを聞くと、私が働かずに家にいることを、学校で悪口を言われたそうなのです。

愕然としました。なんだかんだ理由をつけてニート生活、いやヒモ生活を満喫してきた私は、ハンマーであたまを叩かれたような、足元がグラグラして真っ直ぐ立っていられないような衝撃を受けました。

このままではいけない、女房のみならず愛する子供にまで迷惑をかけている。

一念発起した私は気づけば41歳、恥も外聞も捨て、就職活動モードに突入しました。

ハローワーク、リクナビを利用し片っ端から応募!なんとか内定を頂く

まずはハローワークに出向き、募集要項のチェック。めぼしい企業があればかたっぱしから履歴書を送付して連絡を待ちます。

ですが長すぎる空白期間に、良い返事をいただける企業もありません。

次にリクナビNEXTに登録。希望条件さえ緩めれば、今は売り手市場ということもあり、募集企業は盛りだくさん。

ここでも片っ端から履歴書を送付しとにかく声をかけてもらえる企業を待ちます。

ようやく書類選考を通過すれば、そこは元営業マン。面接でのトークには自信がありましたので、なんとか内定まで漕ぎ着けました

待遇や給与面では、とうてい前職に並びませんが、とにかく今は正社員という社会的地位と保証が得られたことに一安心。

一応スーツを着て出金する形なので、子供の学校でも無職の父親のレッテルは自然に剥がれて行きました。

プライドを捨てて腹をくくることが一番の近道

今では職場にも慣れ、無職時代の虚無感の塊だったあの時間を懐かしく思うのと同時に、働くということは社会貢献なんだと実感する日々です。

やはり無職からの再就職は、空白期間が長ければ長いほど、企業側にとっても採用するまでのハードルが高くなります。

特に体を壊したと慣れば、障害者手帳を持っていれば別ですが、中途半端な障害者はなかなか引っかかりません。

恥も外聞も捨て、腹をくくることが一番の近道ではないでしょうか。

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