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ニートから脱出しようと思っているものの、大雑把な性格なのでまともに仕事ができないのではないかと不安に思っている人もいるでしょう。
たしかに大雑把な性格だと細かい作業には向いていないのですが、逆に、大雑把な性格だからこそ、上手くいく仕事もあります。
そこで、本記事では大雑把な性格の人に向いている仕事を5つご紹介します。
1. 営業
営業は大雑把な性格の方が向いています。
細かなことにこだわらず、大雑把で明るい人の方が、客に好かれる傾向にあり、営業成績も良いです。
ルート営業でなければ、営業活動は失敗の連続です。
どんなに営業成績の良い人でも、契約が取れた数よりも、はるかに断られた数の方が多いです。
それだけ失敗が多い仕事ですので、一つ一つの失敗を悔やんでいては仕事になりません。
大雑把な性格なら、失敗してもすぐに次の仕事に切り替えることができます。
ただし、客に対して不用意な発言や失礼な行動を取らないように、一歩立ち止まって考えるようにした方が良いでしょう。
2. ディレクター
人をまとめるディレクターも、大雑把な性格の方が向いています。
TVディレクターや、クリエイティブディレクター、ウェブディレクターなど様々なディレクター職がありますが、どれも制作スタッフをまとめて品質や進捗の管理を行う仕事です。
ディレクターは各スタッフと頻繁にコミュニケーションを取らなくてはいけません。
品質や進捗の状況に目を光らせながらも、細かい指示を出し過ぎないことが大切です。
あまりに細かく縛り過ぎると、雰囲気が悪くなったり、スタッフのやる気が落ちて、結果として品質や進捗に悪影響を及ぼしかねません。
大雑把に状況を把握して、最小限の指示を出すくらいがちょうど良いです。
3. 教師
意外にも教師は大雑把な方が良いです。
教師が授業を行う時に、持っているすべての知識を披露するわけではありません。
生徒の状況にしたがって、知識の取捨選択を行っています。
しかし、個々の生徒では理解度が違いますので、どのレベルに合わせるか困ってしまいます。
大雑把な性格であれば、そうした取捨選択をざっくりと行うことができるので、教える内容で困ることがほとんどありません。
また、生徒の個性を受け入れるには、大雑把な性格の方が向いています。
細かい性格だと押しつけ型の教育をしがちですが、大雑把なら生徒の個性に合った指導法を選択することができます。
4. 接客業
人見知りをしない大雑把な性格の人は、接客業に向いています。
大雑把な性格の人は、愛想よく人と接することができることが多いので、客に好かれる接客ができます。
特に、個人店の居酒屋やカフェなど客との距離が近い職場では、すぐに客と仲良くなることも珍しくありません。
客と仲良くなれるのは接客業としては非常に大切な能力で、売上を伸ばすことができますので、店側からも重宝されることでしょう。
ただし、高級店などのウェイターなどは細かな気配りが重要とされますので、大雑把な人には向いていません。
5. 介護
介護職は大雑把な人の方が割り切って仕事ができます。
介護の仕事は、高齢者の日常生活を支援する仕事です。
歩行の補助や起き上がりの補助といった軽いものもありますが、排泄介助や入浴介助といった大変な仕事も数多くあります。
それに加えて、高齢者とのコミュニケーションが必要で、全ての人と円滑なコミュニケーションを取れるわけではなく、ストレスが溜まることもあるでしょう。
そうした大変な職場であるため、何事にも細かい人には向いていません。
大雑把な人でないと、次々と訪れる介護機会をこなしていくことは難しいでしょう。
まとめ
大雑把な性格の人に向いている職業を5つご紹介しました。
大雑把は必ずしも悪いことではなく、仕事によっては武器になりますので、無理に性格を治そうとせず、ありのままの性格を活かしてみては如何でしょうか。