ITの激務に耐えれず無職に。職業訓練校に通い29歳未経験から機械設計職に就職できた話

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無職で職歴や資格がない状態から、新しい仕事に就くのはなかなか難しいことです。

そんな29歳だった私が未経験から機械設計職に就職した経験をお話しします。

大学を卒業後、就職した会社の激務に耐えられず、無職へ

大学を卒業後、IT関連企業に就職をしました。しかし、その会社は終電帰りがあたりまえ、遅いときは会社に泊まるような会社でした。

そんな激務に耐えられず体調を崩してしまい、休職、その後復職もできずにそのまま退職し、無職になってしまいました。

何か特別な資格や技能を身につける時間もなく無職になってしまい、今後が非常に不安でした。

3年間の無職生活の後に職業訓練校に入学

退職した後は休養もかねてしばらく無職を謳歌していましたが、それがまずかった・・・。

いざ就職活動をしようと思っても、前職からの離職期間が長いとなかなか企業は雇ってくれません。また特別な技術や資格がないので、土方や介護の仕事くらいしか求人もなく、途方にくれていました。

そんなときに親から職業訓練校への入学を進められました。もともとコンピューターが好きだった私は、職業訓練校の3DCADを勉強できるコースの見学会に参加し、これなら私も技術を身に着けられそうだと強く感じました。

また、職業訓練校では就職のサポートもしてくれるので、そういった面でもぜひ入学したいと思いました。入学に際しては簡単な筆記試験と面接がありましたが、定員に満たないコースではほぼ全員入学できるようです。私も無事入学することができました。

職業訓練校での半年間

職業訓練校では、半年かけて3DCADを中心に機械関係の勉強や実習を行いました。何かの技術を身に着けたことがない私にとって、ここで身に着けた知識は技術は一生活かせるものになったと思います。

また、職業訓練校に通っている他の生徒のみんなも、大体私と同じ境遇を持っている人たちばかりで、すぐに仲良くなりました。その人たちから様々な職業経験を聞いたり、苦労話を聞いたりするのも自分の人生にとってプラスになったと思います。

大変なことも特になく、非常に楽しく、あっという間に半年は経過してしまいました。就職活動の面でも非常に親身にサポートしてくれました。特に助かったのが、求人募集している会社側と交渉し、職場の見学や応募の手続きをしてくたことです。特に職場の見学はとても助かりました。

なかなか個人で就職活動をしているだけでは会社の見学に行くのに勇気がいりますが、職業訓練校の担当の方がアポイントを取ってくれて、現地でもその方がほとんど仕切ってくれました。私が就職が決まった会社も見学に行ったことがきっかけでした。

29歳無職が未経験で機械設計職に

機械設計職というと、大学で機械工学を勉強している人がなる職業、というイメージがありました。

しかし、実際はある程度CADが使えるならば採用してくれる会社が非常に多いです。また、実務経験が必要な会社でも職業訓練校に通っているという点を考慮してくれて採用してくれる場合もあるそうです。

私が就職した会社も未経験者は採用対象ではありませんでしたが、採用してくれました。そういった意味では、本当ならご縁がないような会社に職業訓練校のおかげで就職できたといえます。

まとめ

無職で資格もない人が新しい挑戦ができるほど日本の社会は優しくありません。

そんなときに、職業訓練校で少しでも技術や知識を身に着けることで、求人を出している会社側もある程度評価してくれる部分があるのは間違いありません。職業訓練校に対して抵抗がある人も少なからずいるのではないでしょうか。

実は、私もその一人でした。

でも、今では入学したことを後悔していませんし、役立つ技術や経験を得られたと思っています。無職でも何かを経験すれば、それを評価してくれる会社は絶対あります。

職業訓練校でなくても、ぜひ何かを経験する1歩を踏み出してみましょう。

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