本サイトではアフィリエイト広告を利用しています
僕が25歳でIT企業の正社員に就職した話をします。
そもそも何故無職になったのか。
それは大学時代の就職活動の失敗がありました。大学時代はアルバイトに明け暮れて勉強等は一切しない日々で、気が付けば大学生の4回生になっていました。アルバイトばかりで大学の授業にほとんど通っていない僕に就職活動のアドバイスをくれる友達も先生もいません。
一人で就職活動に臨みました。履歴書の書き方も分からない、自己分析も全くしていない中でIT企業や銀行等のたくさんの企業を受けましたが、お祈りのメールばかりで面接を受ける機会すらありませんでした。
やがて就職活動に疲れてしまい、家で寝ている毎日になりました。
親から医療系の専門学校を進められる
大学を卒業してもご飯の時に起きるだけでほとんど寝て過ごしていました。家で寝ている僕を見かねた親から医療系の専門学校へ行ってみないかと提案がありました。安定志向が強かった僕は医療系に魅力を感じ、2つ返事で引き受けます。
親と一緒に説明会へ行き、放射線技師の専門学校を受けようと決めました。学校へ行くと決まってからは就職活動から解放されて心はすごい楽になりました。
4月に入学式があるのでそれまでは適当にアルバイトでもして過ごそうと思い、近くのゲームセンターでアルバイトをすることにしました。
高校時代の友人にゲームセンターで出会い、自分の将来について考え直す
専門学校が始まるまでの間、毎日アルバイト先でスロットの台を拭いて、コインを回収しました。
入学の日が近くなっていくにつれて自分の心の中での不安が強くなっていきます。本当に医療系の仕事をしたいのか?一生それでいいのか?本当は何が別にやりたいことがあるんじゃないかと葛藤しました。
そこで高校時代の友人に出会います。彼は大学には行かずに、高校を卒業後プリンター機器の会社でプログラマーに就職したと親からは聞いていました。
仕事帰りなのかスーツ姿で楽しそうにクレーンゲームで遊んでいます。
その姿を見た時にアルバイト先の制服を着ている自分が情けなくなり、声をかけることも出来ずに家に帰りました。涙が止まりませんでした。
ハローワークでプログラマーの職業訓練校に通い、IT系のベンチャー企業に応募する
あの日以来、正社員で働きたいという気持ちが強くなり、僕はハローワークが主催しているプログラマーの職業訓練校に通うことにしました。元々パソコンでゲームをすることが好きで興味があったのと、大学時代に何も勉強してこなかった自分でも就職活動で話せるような体験がほしかったのです。
半年間プログラミングを学びました。そこでは様々な年齢の人と共に学び、僕は毎日必死に勉強しました。
そしてリクナビNEXTに載っていたIT系のベンチャー企業に応募し、アルバイトから始めてみないかとお話しをいただきました。アルバイトの期間も出来ないことや分からないことはたくさんありましたが、自分なりに頑張ったと思います。
三か月後、めでたく正社員に就職することが出来ました。
まとめ
僕の過去を含めてたくさんのことを書かせていただきました。その中で僕が無職からの就職活動に大切なことは、まず自分が何に興味があるかを考えてほしい、その上で一歩踏み出してみることだと思います。
あの時親の言う通りに専門学校へ行っていたら平穏な人生は送れたかもしれません。けど僕の中で何か引っかかったと思います。
友人に出会った後、自分から行動していなければ自分が望むような仕事には就けなかったかもしれません。
就職活動は本当につらいです。落ちるたびに自分を否定されたような気分になります。ただ諦めずに一歩踏み出すことが自分の未来を切り開くことになると思います。