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ニートが就職活動を行っていても、大手や有名企業は新卒などに採用が決まりがちですよね。
また仕事を探していても、「とりあえず聞いたことがある会社に応募してみようかな」と考えるも、人気のある職種はすぐに応募が締め切られます。
そこでオススメなのが「btob企業(ビートゥービー)」です。
しかし名前を聞いただけでは、どんな企業なのか、分からないですよね。
ここでは、btob企業とはどんな企業なのか、メリットやデメリットを交えながらお伝えしていきます。
btob企業とは?
btob企業とは、「取引相手が会社」である企業を指します。
例を挙げると、福祉施設や病院に、ベッドなどのリネン類を販売する会社は、btob企業となります。
それに対し、お客さんが一般の消費者の場合、btoc企業となります。
例えば、アパレルショップがお客さんに服を売るのは、btoc企業です。
btob企業のメリット
btob企業への就職のメリットとして、優良企業が多いということが挙げられます。
btob企業は会社が取引相手となります。
なので、質の高い商品やサービスを提供することが求められています。
質を重視しているので、職員も仕事に対するモチベーションが高いです。
自分が興味のある仕事がbtob企業であれば、仕事に対して意欲的に取り組むことができますよ。
また、競争率が低いので採用されやすいというのも、btob企業のメリットです。
btoc企業の場合、ブランド力があるため知名度は高いです。
その為就職の競争率も高く、ニートが就職するのは困難です。
それに対してbtob企業は、広告などは行っていない為、知名度は低いです。
「本当にこの仕事がしたい」という人には、btob企業がオススメです。
btob企業のデメリット
btob企業のデメリットとして、「多様なスキルが必要になる」ということです。
あるプリンター会社を例に挙げると、相手(会社)に自社のプリンターを使ってもらう為に、自社製品をアピールすることが求められます。
「なぜこのプリンターが便利か」「このプリンターを使うことで、あなたの会社にどのようなメリットがあるか」を、説明しなければいけません。
また、その場で上手く説明できたとしても、リースするかどうかは複数の会社役員が決めます。
なので、第三者が見ても分かりやすい資料を作成する能力も必要です。
勿論、初対面の人でも上手く対応できるコミュニケーション能力も重要です。
また「求人を探しにくい」というデメリットもあります。
btob企業の仕事内容が分かりづらく、求人票を見てもbtob企業か判断できない場合が多いからです。
学校であれば、就職担当者が学生にアドバイスをすることができます。
しかしハローワークの職員は、仕事内容を十分に把握していない場合が多いです。
ニートがbtob企業に就職するには?
btob企業に就職したいと思っても、中々求人を見つけるのは難しいですよね。
btob企業を見つける方法として、「ホームページを見る」ことがあります。
btob企業の場合、宣伝としてホームページを作成している職場があります。
その中に「企業様向け」のページがある会社は、btob企業である可能性が高いです。
もう一つより効率よくbtob企業の求人を探したい!という人におすすめなのが、転職サイトで検索することです。
例えば、求人サイト最大手のリクナビNEXTだと、キーワードから求人を探す機能があるので、そこに「btob」と入れて検索すると多くのbtob企業の求人が出てきます。
転職サイトを使うことで、一度により多くの求人を見つけることができるので、ぜひ活用してみてください。
登録も利用もすべて無料です。
>> リクナビNEXT
また「仕事内容を直接聞きたい」という人にオススメなのが、「就職面接会」です。
ハローワークでは年に数回、様々な企業が集まる就職面接会を開催しています。
そこでは企業の採用担当者も来るので、実際の仕事内容を聞いたり、その場で面接を行ったりすることもできます。
まとめ
いかがでしょうか。
btob企業は取引相手が会社なので、商品やサービスの質を重視します。
なので、ブランド力ではなく、仕事を真面目に取り組みたい人にはオススメです。
半面、コミュニケーション能力やプレゼン能力など、様々なスキルが求められます。
しかし、最初から上手くできる人はいません。
仕事を覚えていきながら、長期間かけて経験を培うことを心がけましょう。