中小、大手企業への転職それぞれのメリット・デメリットを紹介

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転職を考える理由も様々ですが、中小企業から大手企業へ転職をしたいと考える人もいれば、大手企業から中小企業への転職をしたいと考える人もいると思います。転職理由の動機はそれぞれですが、大手企業と中小企業の違いについてみていきましょう。

大手企業への転職と中小企業への転職

まず、大手企業と中小企業の違いについてですがはっきりとした定義はありません。ただ、中小企業は資本金や出資総額と常時使用する従業員の数で決められていますので、それ以上の企業を大企業と呼んでいます。

転職をするうえで考えたいのは大手企業・中小企業で働く事のメリットとデメリットです。

大企業のメリット

大手企業で働いていて良いと感じることは

・福利厚生

・ネームバリュー

・安定性

・年収(給与)

・労働時間や休暇制度(有給休暇取得、フレックスタイム導入等)

・人間関係(配置転換等)

・人事評価制度

といったことがあげられます。

「福利厚生」に関して言うと社宅や家賃補助、確定給付企業年金や資格補助制度など金銭面でのサポートや仕事をしていくうえでのスキルアップのための補助金などが設けられている企業も多くあります。

ネームバリューや安定性に関しては「有名企業で働いているから将来的に安心」という印象を間からみられることも多く、他社との交流などもあり人脈を広く持つことも可能です。

給与に関して言うと、人事評価制度がしっかりとしているという企業が多く年功序列というよりは実力があれば男性でも女性でも、年齢に関係なく昇給のチャンスがあるというものです。退職金制度がしっかりしているなどの企業も多くあります。

労働時間や休暇制度に関して言うと労働時間を適正に保つための努力や産前産後休暇・育児休暇・介護休暇などを取りやすいように促していたり、勤続休暇やリフレッシュ休暇、フレックスタイム制の導入などライフワークバランスがとれるように取り組んだり、制度の見直しを行っている企業も多くあります。

最後に人間関係についてですが、大手企業の場合は何らかの人間関係のトラブル(パワハラ・セクハラ等)があった場合に配置転換という事が可能です。

当然、規模が大きいので営業所や部署など勤務地を異なる場所にすることで、働きやすい環境に異動できる可能性があります。また、相談窓口もしっかりと設けられている所が多く、何かがあったときに対処してくれるという安心感はあります。

大企業のデメリット

その反面デメリットとして

・人間関係

・社風

・労働時間・休暇制度

・人事制度

といった点も挙げられています。

「人間関係」としては社員数が多いため、昇格のため派閥が生じるという事もあります。そうしたトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるという事です。

社風については長年続いている企業の場合には、末端の声は上層部まで届かないという傾向にあり提案しても提案が通るという事は比較的少なくなってしまいます。

労働時間・休暇制度に関して言えば制度は整っているものの使う事が難しかったり、労務管理が整っていない会社もあります。大手企業の中でも、有給を使いやすい企業と使いにくい企業に分かれています。

人事制度についてですが、人事評価制度はしっかりとあるのにもかかわらず、社員数が多いためにしっかりとした評価がされずに終わってしまうというケースです。

中小企業のメリット

中小企業のメリットとしては

・人間関係

・仕事内容

・労働時間・休暇制度

・社風

があげられます。

中小企業の場合、人数が少ないのでコミュニケーションがとりやすいという傾向にあります。また、仕事の内容としても大手企業と違い、提案などが通りやすいというのも特徴の一つです。

労働時間・休暇制度についてですが、企業や部署によってもことなりますが人数が少ないために労務管理が行いやすく、残業時間の把握などをして改善に努めている企業もあります。

社風としては、やはりトップ考えによって変わってきてしまいます。経営陣が一族経営の場合偏った社風になりがちですが、社風と考え方が一致していれば働きやすい企業となるでしょう。

中小企業のデメリット

デメリットとしては

・給与

・安定性

・福利厚生

・人間関係

があげられますが、給与は大手企業と比較すると低い傾向にあります。また、企業の将来性について安定しているというイメージや中小企業にはあまりなく、福利厚生も大企業と比べると少ないという企業が多くあります。

人間関係でいうと、人間関係のトラブルがあった場合にも人数が少ないために異動できる場所がなく、働きにくくなってしまうこともあるようです。

未経験からの大手企業の転職について

未経験であったとしても大手企業への転職は可能です。

年齢や今までの経験にも左右されますが、今後どうしたいのかというビジョンを明確にし、企業に即戦力または、今後期待ができる人材であれば採用側は当然、高いお金を払って採用します。

中小企業で働いていて、今よりも年収や福利厚生が充実した企業で働きたいと思うのであれば、エージェントなどを利用して相談をしながら転職活動をしていくことで、転職ができる可能性は高まります。

大手企業・中小企業にもメリット・デメリットはあります。

自分がどのような環境で、どのような収入を得ていきたいのかを明確にし、企業情報をしっかりと収集したうえで転職をすることが転職活動の成功へと繋がります。

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