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求人に応募する際、履歴書とは別に職務経歴書を求められることがあります。
「ニートだから職務経歴書なんか書けない」と思うかもしれません。
しかし、職務経歴書とは、履歴書と違い細かなフォーマットなどが決まっていなく、比較的自由にかけるので、ニートからの就活だからこそ自己アピールできるチャンスです。
ここでは、ニートだった私の経験を踏まえ、職務経歴書の具体的な書き方、空白期間の対処法、自己PRのコツなどを紹介していきたいと思います。
バイト経験もOK!ニートの職務経歴書の書き方
アルバイトの経験がある方は、職務経歴書にその経歴を書きましょう。
学生時代のアルバイトや派遣、在宅ワークなどで少しでも働いた経験があれば記載しておくといいです。
私も正社員経験がなかったため、派遣の単発バイトや清掃バイトなどの経歴をまとめて書きました。
「○○会社でアルバイト」だけで終わるのではなく、仕事の内容やポジション、仕事で心がけていたこと、達成した目標、褒められたエピソードなどを、なるべく詳しく書いて空白を埋めるようにしました。
ニートで就労経験が一切ない、職歴なしの場合、職務経歴書は自分を売り込む自己PR書類として、仕事以外の部分をアピールしていきましょう。
例えば学生時代の勉強の経験、パソコンやスポーツなどの趣味、ボランティア、取得した資格などを、応募する仕事に結び付けます。
職務経歴書は履歴書と違って書式が決まっていないので、自分の能力やスキルを自由にアピールしても良いと思います。
ニートだった空白期間はどうする?
職務経歴書で、働いていない空白の期間が気になる方も多いと思います。
仕事の在籍期間を実際よりも長くしたりするのは、嘘になってしまうので良くありません。
採用された後、社会保険の履歴などによって嘘と分かり、信用を失ってしまうこともあるからです。
あえて空白の期間をつくり、もし質問された場合は働いていない時期があったことを素直に認め「現在は心身ともに全く問題ありません」ということを面接でアピールするのもアリです。
空白の期間は、何としても隠し通さければならないマイナスな事情ではないと思います。
常に前提として、職務経歴書に書いてある内容を面接官が読んだ時にマイナスな印象を与えないかどうかを考えてください。
大事なのは過去にマイナスな点があっても、これから働く意欲があるということを、面接でどう前向きに話せるかです。
私の経験上、アルバイトの場合は企業側も立派な経歴は求めてきません。
ただ、面接で聞かれた場合の答え方は事前にしっかりと考えておきましょう。
自己PR欄では積極的に自分をアピール!
自己PRが書けない、書くことがない…と悩むニートの方もいるかもしれません。
しかし実は、自己PR欄こそがニートにとって、自分の強みを最大にアピールできるチャンスなのです。
無職歴が長い分、自己PRをしっかり書けると、ギャップが生まれてインパクトを残せるかもしれません。
自分がしてきた資格の勉強と仕事を結びつけたり、ちょっとした過去の体験を志望動機につなげたりと、「私はこの仕事でこんな風に役立てます」というアピールを積極的に書いていきましょう。
自分では、こんな能力や経験書いても仕方ないだろうなと思うようなことでも、書いておきましょう。
志望する会社は公にどんな人材を欲しがっているかは求人サイトなどに記載しているかもしれませんが、実際には人出が足りてない仕事が他にもあることはよくあります。
例えばあなたが、PCなどのスキルとはまったく無縁そうな会社を受けたとします。
でも実は、PCで事務仕事をしてくれるスタッフが足りてなかったり、PCスキルとは無縁な業界だからこそ、PCなどに詳しい人が欲しいと思っているかもしれません。
あなたのちょっとした能力がその会社にとってはとても助かるという可能性もあります。
自己PR欄では、自分の経験や能力がちょっとでも仕事に繋げれそうなものであれば、積極的に書いておくといいでしょう。
また、私もそうでしたが、自分が嫌いで短所ばかりが目に付くという方もいると思います。
ただ空白の期間がある分、これ以上マイナスイメージを与えても仕方ありません。
自分の短所は前向きな言葉に言い換えましょう。
例えば
「暗い→冷静・慎重である」
「人見知り→協調性がある」
のように、短所に見えるものでも見方を変えると長所になります。
短所は長所に変えて、仕事に役立つ人材であることを、できるだけたくさんアピールしましょう。
まとめ
ニートにとって職務経歴書を書くのは大変ですが、職歴がないからといって応募を諦めてしまうと、目の前にあるチャンスを逃してしまいます。
大切なのは、多少マイナス点があっても、全体的に自分にプラスとなる経歴を書くことです。
この仕事がしたいという熱意を人一倍アピールして、採用を勝ち取る職務経歴書に仕上げましょう。
ニートの履歴書の書き方はこちらの記事をどうぞ↓
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