中卒でも正社員になれる?正社員までの二通りの道

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昨今は大卒でもフリーターや派遣社員、契約社員となる人も少なくない状況で、正社員になるハードルは高くなっています。

中卒ともなれば、ほとんどの正社員の求人が高卒、大卒以上が応募資格となっており、正社員になるのはより難しくなっています。

しかし、諦める必要はありません。

中卒でも正社員になりやすい職種や業界があります。

本記事では、中卒からでも正社員になれる職種や業界をご紹介します。

いきなり正社員は難しい

まず、知っておいて欲しいのは、正社員の募集のほとんどが高卒、大卒が前提であるということです。

つまり、中卒では応募すらできないということです。

求人の中には、学歴不問と書いてあるものもありますが、実際に想定されているのは高卒であることが多いです。

ほとんどの人が高卒ですし、大学進学率が50%を超える時代ですので、企業側も学歴不問は高卒以上を想定しています。

こうした状況がありますので、残念ながら、いきなり正社員を狙うのは難しいです。

そこで、中卒の方が考えるべきは2つです。

1つ目は、アルバイトや契約社員で経験を積んで正社員への登用を目指すこと。

2つ目は、資格を取得して正社員となること。

以下では、その2つのパターンごとにおすすめの職種や業界を紹介します。

1. 経験を積んで正社員を目指す場合

経験を積んで正社員を目指す場合、当然、アルバイトや契約社員として働き始める必要があります。

実はその時点で、ハードルがやや高く、中卒を受け入れてくれる職場が非常に少なくなっています。

ただ、受け入れてくれた職場は、学歴を重視せず実力を見る場所と考えてよく、頑張ればそのまま正社員として迎えられる可能性があります。

さて、どういった職種や業界が中卒を受け入れてくれるのかご紹介します。

個人向け営業

まずは、個人向け営業です。

新聞やウォーターサーバーといった日常用品から家や車といった高額なものまで様々ありますが、個人向けの営業は人手が足りていませんので、中卒でもなることができます。

営業成績が良ければ正社員登用もあるでしょう。

社交的な人に向いている仕事です。

警備員

次に、警備員です。

ショッピングモールや病院、オフィスビルなどの警備で、立ちっぱなしのことが多く、体力的にはきつい仕事です。

高度な知識を必要とはされませんので、中卒も受け入れています。

体力に自信がある人にはおすすめです。

アパレル・化粧品の販売員

アパレルや化粧品などの販売員は、中卒女性におすすめです。

レジ打ちや品出しもありますが、メインは接客ですので、コミュニケーション能力が問われます。

学歴は問わない傾向にありますので、正社員登用のチャンスは十分にあります。

2. 資格を取得して正社員を目指す場合

資格を取得すれば、知識や技術があるとみなされますので、中卒でも正社員として採用されやすいです。

しかし、その分、資格取得の勉強は大変なことが多いですので、それ相応の覚悟が必要です。

どういった職種、業界であれば、資格取得で正社員として採用されやすいのか紹介します。

宅地建物取引士

まずは不動産業界です。

不動産業界で必須の資格と言えば、宅地建物取引士です。

この資格がなければ、土地や建物の売買や賃借をすることができません。

各店舗に有資格者が必要になりますので、正社員採用はされやすくなります。

ただし、合格率16~17%の国家資格ですので、ちゃんと勉強しないと合格は難しいです。

旅行業務取扱管理者

次は、旅行業務取扱管理者です。

旅行業で唯一の国家資格で、旅行の企画から店舗での実務まで旅行業について幅広くこなすことができるスペシャリストです。

各店舗に一人ずつ必要ですので、需要の高い資格です。

合格率は30ほどで国家資格としては比較的高いですが、実務経験のある方を含めての合格率ですので、難しい部類に入るでしょう。

介護職員初任者研修

最後に、介護職員初任者研修です。

少し前まではヘルパー2という名前でした。

介護業界に入るには介護職員初任者研修が必須になっていることが多く、また、介護業界は人手が足りていませんので、正職員として採用される可能性が高いです。

介護職員初任者研修は実習もあるので、スクールに通う必要があり、最後には修了試験がありますが、それほど難しいものではありませんので、真面目に授業を受けていればほぼ合格できます。

まとめ

以上、中卒でも正社員になれる業種や業界についてご紹介しました。

経験を積むにしても、資格を取得するにしても、一朝一夕でできることではないので、継続して努力することが大切になります。

目標をしっかりと定めて、努力していきましょう。

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