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フリーターから転職!正社員への転職面接のコツ

投稿日:2019年2月15日 更新日:

フリーターから正社員へと転職するのはなかなか大変です。正社員から正社員への転職でも思う通りに行かないことも多いですし、正社員としての経験が少ないフリーターはどうしても良い評価を受けることができません。

しかし、正社員への転職が不可能なわけではありません。

面接でしっかりと受け答えしてアピールすることができれば、ちゃんと面接官に評価されて内定をもらえることでしょう。

そこで本記事では、フリーターが転職する際の面接でのコツ、30代のフリーターでも転職可能か、についてご紹介します。

目次

フリーター が転職面接で持つべき心構え

一般的にフリーターは面接の経験が少ないです。そのため、面接への心構えが整っていないことが往々にしてあります。そこで、まず面接を迎えるにあたっての心構えを知っておきましょう。

1つ目は、面接は事前準備が大切ということです。

面接は質問に対してその場で考えて答えるものではありません。質問内容はおおよそ決まっており、それに対してどれだけ堂々と答えられるかが評価されます。質問が決まっているなら、ちゃんと答えを準備しておくことが大切です。

2つ目は、簡潔に答えることです。

正社員には物事を短くまとめて伝える能力が必要とされます。長々と要点の見えない話をしてしまうのはマイナスです。簡潔に答えるには、やはり事前準備が必要になります。必要な情報だけをスムーズに伝えることを意識しておきましょう。

3つ目は、服装をしっかりと整えることです。

正社員の面接は当然スーツですが、フリーターは着慣れていないので、どこか不自然になってしまうことがあります。面接官は服装チェックはしっかりとしていますので、不自然な点にはすぐ気づきます。予め家族や知り合いにスーツの着こなしをチェックしてもらうと良いでしょう。

フリーターが面接でよく聞かれる質問

ここではフリーターがよく聞かれる質問を2つご紹介し、どのように答えるべきかを考えていきましょう。

1つ目は、転職の理由についてです。

なぜあなたはフリーターから正社員になろうとしているのかを聞かれています。この質問に答えるには、まず、なぜあなたが今現在、正社員ではなくフリーターであるのかを説明しなければなりません。

フリーターである理由は人それぞれかと思いますが、基本的には正直に答えるのが良いでしょう。しかし、心証の悪い理由もあります。例えば、責任の重い仕事をしたくなかった、なんとなくフリーターを選んだといったネガティブな理由です。ネガティブな理由である場合は、別の理由で説明しましょう。

自分のやりたい仕事を探していた、様々な仕事での経験を通して自分の方向性を決めたかった、家族の介護をするためにフリーターを選んだ、などポジティブな理由を使いましょう。

正社員になりたい理由は一般的なものではなく、その業界や会社特有のものを考えましょう。どの会社でも通じるような理由であれば、面接官には入社したい意思が伝わりません。似たような会社がたくさんあるものですが、面接を受ける企業ならでは特徴がどこかにあります。ホームページや会社案内をつぶさに確認しましょう。事業内容やサービスへの共感を前面に出してアピールすると良いでしょう。

2つ目は自己PRをしてくださいというものです。

履歴書にも書くことが多いので、その内容を口述すればよいのですが、そもそも自己PRはどのように書けばいいのかわからない人も多いでしょう。

自己PRは「私を雇うとこんなメリットがありますよ」とアピールすることです。フリーターなのでメリットなんてないという方もいますが、下記のような順序で考えてみてください。

・自分がフリーターでどんな仕事をしたのか

・その仕事の中で得た経験や考え方、知識は何か

・その経験や考え方、知識は正社員として働く場合どのように役に立つのか、

直接的に正社員として役立つメリットは持ってないかもしれませんが、経験や考え方、知識であれば、正社員への応用も十分に利くはずです。

自身の経験を振り返って、アピールできるものを探してみてください。

30代フリーターでも正社員になれる?

厳しい就職活動になるのは間違いありませんが、30代フリーターでも正社員になることができます。

フリーターといえども仕事の経験はあります。今までフリーターとして経験してきた仕事を武器にして就職活動に臨めば、正社員での採用はそれほど珍しくありません。

特にフリーターでの仕事と同じ業界であれば、現場を知っている経験者として扱われるので高評価になることもあります。今までの経験を活かすことが大切です。

 

視野を広く持つことも必要です。

こだわりが強すぎて、一部の業界しか目に入っていない人が見受けられますが、人気のある企業は当然競争率も高く、フリーターが見向きもされないこともあります。

まずは正社員になることに集中して、様々な業界を見ることにしましょう。

正社員として経験を積んでから行きたかった業界に行くのも良いですし、元々興味がなかった業界でも入ってみて魅力に気付くこともあります。

こだわりを強く持ちすぎず、柔軟に対応しましょう。

以上のことに気を付ければ、30代フリーターでも正社員になれるでしょう。

まとめ

フリーターから正社員になるのは、本人たちが思っているほどハードルが高くありません。

ただ、ちゃんと準備して面接に臨まないとすぐに落とされてしまいます。しっかりと準備して正社員採用を勝ち取りましょう。

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