就職活動と学歴は切っても切れない関係にあります。
大手企業であれば、やはり難関大学の学生を多く採用したいと考えるものです。
そのため、学歴フィルターがかけられて、低学歴では説明会すら予約できないといったことも珍しくありません。
そうした事情から、高学歴の人と同じように就職活動をしても、低学歴の人は内定をもらうことはできません。
ですので、低学歴ニートには低学歴ニートなりの就職活動の方法をしていきましょう。
本記事では、低学歴ニートの人が就職活動をする際のおすすめの方法をご紹介します。
就職活動になると、CMをやっているような有名企業や、学生からの人気ランキングの上位企業から受けてしまいがちです。
しかし、ランキング上位の企業は高学歴を欲しがっており、低学歴ニートは門前払いということも多いので、エントリーシートを書いたり、説明会に出たりする時間が無駄になりがちです。
無駄な時間を過ごしているうちに、就職活動はどんどん長引いてしまい、最悪の場合、どこからも内定をもらえないでしょう。
そこで、低学歴の人は受ける企業をしっかりと選ぶ必要があります。
どうやって業界や企業を選べばよいのか、3つの方法を下記します。
1つ目は、人気ランキングに載っていない企業です。
多くの人が人気ランキングを参考にしており、掲載された企業を受けます。
人気のある企業=良い企業と思っているからです。
実際は、人気のある企業は広告料を多く出せる企業であって、良い企業であるかは別問題です。
ランキングに掲載されていない企業でも、実力がある企業はたくさんありますので、企業のホームページを覗いたり、説明会に参加したりと企業研究をしっかり行いましょう。
2つ目は、1つ目に近いですが、BtoBのマイナー企業です。
BtoBの企業とは、企業間の取引が主となる企業のことです。
相手が企業なので、あまりCMをしないので、一般的にはマイナーです。
しかし、その業界での知名度は高く、非常に高いシェアを誇っていることも珍しくありません。
例の一部を挙げれば、部品メーカーや化学メーカーが当てはまります。
3つ目は、大企業の子会社です。
多くの人が大企業を目指しますが、その子会社まで目を付けている人は非常に少ないです。
親会社よりは待遇は若干落ちますが、それでも高い水準の待遇であることが多いという穴場的な就職先です。
業界や企業の選び方をご紹介しました。
この3つの方法を最初から実践していけば、良い就職につながる可能性が高まります。
次の項目では、より可能性を高めるために、就職活動で注意すべき話し方について確認します。
低学歴の学生の多くが、面接では饒舌です。
高学歴に負けまいと張り切ることが多く、どんどんと喋ってアピールしようとします。
そして、多くの場合空回りしてしまっており、面接での評価を下げるのです。
面接で大事なことは、聞かれたことに適切に答えることです。
自分の言いたいことをだらだらと喋ることはマイナス評価になります。
面接を上手くこなす話し方のポイントは2つあります。
1つ目は、聞かれたことだけを答えることです。
しっかりと説明したいがゆえに、長く答えがちになってしまいます。
しかし、長ければ長いほど焦点がぼやけて、何を言いたいのかわからなくなります。
一つの質問に対して、1,2文で答えるようにすれば焦点がはっきりして、ちゃんと面接官に伝わるでしょう。
2つ目のポイントは、結論から話すことです。
社会人になると当たり前なのですが、結論を先に話してからその理由を説明します。
面接官も当然、その話し方に慣れているので、時系列順に話をされるともどかしさを感じてしまいます。
高学歴の人は、受験勉強の論述で既にこの話し方に慣れていることが多いです。
ですので、差を付けられないように、結論から話すことを意識しましょう。
難しいことはありません。
「どうして~~なのですか?」と問われれば、「○○(結論)だからです。なぜなら~~」といったように、理由が複数あるなら、「○○(結論)だからです。理由は○つあります。1つ目の理由は~~」といったように答えるだけです。
結論から話すことを意識して練習しましょう。
以上、低学歴の人が就職活動をする際におすすめできる方法をご紹介しました。
企業選びは高学歴の人達が行かないところを狙い、面接では高学歴ばりの話し方で対応すれば、実りある就職活動になることでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。