新卒入社の会社を10ヶ月で退職。26歳の鬱病無職だった私が中古車営業マンとして再就職できた話

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私は現在26歳、大学を卒業後新卒で入社した会社をさまざまな理由から鬱病にかかり、一年以内に退職しました。

そこから約一年の無職期間を経て、車の営業職に再就職することになりました。

入社から、退職、無職期間、再就職の体験をお話ししたいと思います。

大学卒業後、新卒採用された車の営業職に就く

四年制大学をギリギリの単位で留年回避し、就職活動の時間をあまりとれない状態で四年生を過ごしてしまったため、あまり選択肢のない中から新卒で採用された会社を選びました。

大学生の時に四年間、飲食店でアルバイトしており、接客がとても好きだったため興味のあった車の営業職に就きました。

入社してから約三ヶ月間は研修期間と言うこともあり、県外の研修施設で研修を受けました。後から調べて分かったのですが、この研修内容はブラック企業に良くあるタイプの研修でした。

毎日12時間労働。新卒で入った会社はまさかのブラック企業

県外での約三ヶ月間の研修を終え、配属が決まり社会人としてのスタートを切りました。就業時間は10:00から19:30、その間に二時間の休憩が含まれていました。

配属された際は、休憩時間長いし、朝も結構ゆっくりだからありがたいなぁと思っていました。

しかし、配属初日少し気合いをいれ30分前に出社してみると、自分以外の社員は全員出社しており、仕事をしていました。初日の為、少し早くないか?とは思ったのですが、たまたまということもあり得る為、あまり気にしないようにしていました。

しかし、何日経ってもその状態は変わらず。しかも、新人のため先輩の同行をすることが多かったのですがお昼ご飯を食べる時間が全くなく、常に何か業務をしている状態でした。

終業時間になっても誰も帰る気配がなく、結局のところ、社員のほとんどが8:30分に出社し、帰るのは21:00。その間の休憩は多くて30分であることがわかりました。約12時間労働です。残業代も付けることを許されませんでした。

仕事内容は車でお客様のご自宅へ出向き、車の調子をうかがったり、車検前のお客様へは新しいお車へ乗り換える提案をするなど、接客が好きだったためとてもやりがいを感じていました。

上司からパワハラを受け、入社10ヶ月で退職

給料は新卒の平均ほど貰えていたのですが、労働時間があまりにも長いため、時給を計算するとコンビニのアルバイト代以下という条件のなか、半年ほどたったころから溜まっていた不満を少しずつ上司に漏らし、反抗心から定時退社をしたりしました。

それにより、上司の機嫌を損ねパワハラに近い行為をされ始めました。その結果、鬱病になってしまい入社10ヵ月で退職しました。

前職の先輩から連絡をもらい、中古車の営業職に就職!

会社に行かなくて良いと思うと朝からとても体が軽く感じ、体調もどんどん良くなりました。自分の好きなことを好きなだけし、自由は素晴らしいと思っていました。

少しの貯金と失業手当などにより、人生の休憩と思い半年ほど好き勝手な生活をしていたのですが、大学まで行かせてくれた両親に申し訳ない気持ちもあり、再就職に向けて準備を始めました。

まず、ハローワークに行き仕事を探し、大学時代の教授に協力を求め、様々な仕事を紹介してもらいました。しかし働くとなると恐怖心もあり、またブラック企業だったらどうしようと思ったり、一年以内に辞めた人間を雇ってもらえるのかという不安もありました。

初めは月に5社ほど面接を受けていましたが、なぜ辞めたのかや病気の状態等を聞かれ、正直に答えるのですがよい結果を得られず。上手くいかない状態がいやになり、面接の回数も減り時間だけが過ぎていきました。

無職期間が一年になった頃、私が退職したブラック企業でお世話になった先輩から、転職するんだけど一緒にどうか?と、連絡をもらいました。

転職先は中古車の営業職でした。とにかく働きたい私にとっては本当にありがたい話だった為お願いすることにしました。大きな会社では無いが、とてもアットホームな職場です。面接時は、これまでの事を全て話し、もし納得できなければいつでも辞めていいからと言われました。

そうして再就職を果たし、一年が経ちました。

納得できないこともあまりなく(少しはあるがその都度話し合いで解決)とてもアットホームな職場で毎日が楽しく、そろそろ彼女との結婚も、考えられるようになりました。

鬱病になり、無職になり、恐怖から仕事にも就けなかった私ですが、自分の殻を破ることにより、幸せな生活を得ることが出来ました。

少しでも参考にしていただければ幸いに存じます。

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