ニートの就職体験談

会議中に倒れ翌日に退職。26歳で無職、「死」も考えた私がバイトから始め貿易事務の正社員にまでなることができた話

投稿日:2019年10月28日 更新日:

26歳で無職だったわたしが、貿易事務の正社員になった話をします。

大学卒業、厳しい就活を経てやっと内定へ

私は地方出身の女性ですが、22歳で東京の大学を卒業後、日本橋の中小企業に就職しました。2011年当時はリーマンショックの数年後ということもあり、就職活動がとにかく厳しかったのを覚えています。

50社以上に書類選考で落とされ、世間一般でない定式を行う10月のぎりぎり手前、9月中旬にようやく内定がもらえました。

正直、最初の数年で会社とのミスマッチは感じていたのですが、あの就職活動を経て得た仕事なのだから、頑張らなくてはと無理をしていました。

また、会社を辞めて次の仕事が見つかるかどうかの自信もありませんでした。当時勤めていた会社は外資系の社風で実力主義なところがあり、成果を出さないと職場にいづらくなる雰囲気がありました。

会議中に倒れてしまい、翌日に退職。そして無職へ

職を失う恐怖感からなんとか仕事を続けていたのですが、入社から2年後にうつ病を発症しました。それでも、安定剤を処方してもらいながら勤務していたのですが、ある日会議中に息苦しさを感じてトイレに行ったあと、パニック障害で倒れてしまいました。

社員が全員集まる会議の日に倒れてしまったことで、流石にもう職場に持病を隠し続けることが不可能になりました。うつ病だと報告したら、もうこの職場にはいられなくなるとわかっていたのですが、これ以上は身体が持たないと思い、翌日に退職しました。

退職後は地方の実家に戻り、一年ほど療養していました。退職直後は、一時的に職場のストレスから解放されたこと、もう後ろめたい気持ちで出勤しなくてもいいことに安堵していました。

しかし、自分が無職になったという現状から徐々に気持ちが冷めていき、将来に対する不安が押し寄せる日々が始まりました。メンタルクリニックの先生からは、無理をしないように言われていましたし、実際すぐに働ける状態ではなかったので、家でゆっくり家族と話したり、テレビを見たりして過ごしていました。

ですが、夜寝る前に独りになると、「この無職の状態は、いつまで続くのだろう」「この先の人生こんなことでやっていけるのだろうか」という不安がむくむくと心の中を占領し、怖くて泣いたり、いっそのこと死んでしまおうかと思ったこともありました。

そんなときは家族に不安な気持ちを話したり、メンタルクリニックのカウンセリングを利用したりして、ネガティブな気持ちが自分の中にずっととどまらないようにしていました。

一年の療養、まずはアルバイトからの再スタート

療養から一年ほどたつと、わたしの状態は大分回復して来ました。社会復帰の第一歩として、まずはアルバイトから初めてみたら?という担当医のアドバイスもあり、インターネットで仕事探しを始めました。

サイトはリクナビNEXTマイナビでした。選ぶポイントとして、パートから正社員になる可能性があるところ、家から職場が近いことを基準に会社を選びました。

一年ぶりの社会復帰に怖い気持ちもありましたが、ここで一歩を踏み出さなければもっと遅れてしまう、きっとわたしにあった会社がある、と信じて、就職活動を再開しました。

10社ほど面接を受け、海外から雑貨を輸入している会社の事務として採用してもらえることとなり、週3日から勤務をスタートしました。

仕事を始めると、以前の職場のストレスがフラッシュバックしたり、また仕事が出来なくなったらどうしようという気持ちもありましたが、それよりも仕事をしてお給与をいただく、ということへの達成感が強かったです。

素の自分を受け入れてくれる職場で、26歳で正社員になりました!

こちらの会社にはとても気に入って頂き、また職場の人間関係もよく、持病についてもすんなりと自然に打ち明けることが出来ました。

勤務も週3日から週5日になり、ついには26歳のときに正社員として雇用していただけることとなりました。

無職の時間は孤独でつらかったですが、自分の性質を見つめ直す上で必要な時間だったのだと思います。

まとめ

無職で仕事がない、という時間は孤独でつらいものです。自分が社会から取り残されているような感覚になります。ですが、そんな自分にもきっとできる仕事がある、受け入れてくれる会社があると信じることが大切だと思います。

何事もやってみなければわからないように、意外とやってみたら、簡単に出来たということもあると思います。

不安で動けないでいるよりも、とりあえず行動してくことで解消される不安もあります。あの時、あきらめずに行動して本当によかったと思っています。

-ニートの就職体験談
-,

執筆者:

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

虚しかった28歳無職から大手中古車販売会社に就職し、営業成績トップ3まで上り詰めるまでの道のり

私は現在、海外を拠点にしてIT関連の個人事業主をしていますが、28歳の時、会社からリストラされ無職になりました。 その後、失意の中で就職活動をし、そこそこ大きな中古車販売会社の販売営業職に正社員として …

25歳職歴無しの引きこもり女が工場のパートとして就職するまで

私は、25歳の女です。 この度、工場でのパートとして社会復帰する事ができました。 私は昔から引きこもりで、社会経験も根性もなく、おまけに人間関係にすぐ疲れてしまうという、成人としては酷すぎるタイプの人 …

公務員試験の挫折からニートに!28歳の頃の私がニートを脱出して農家に就職した話

ニートは現代社会にとても多いです。 ニートになってしまう理由は色々とありますが「社会に出るのが怖い」「本人の怠惰」などが主な例だと思います。 私自身も28歳の頃はニートで勉強も就職活動もしないで、家で …

頭痛薬40錠をオーバードーズで入院し退職。27歳無職ひきこもり状態から若者サポートステーションを使って介護施設に就職、社会復帰できるまで

私は現在30歳の女性で、介護の仕事をしています。 3年前までは無職のひきこもりニートでした。 そんな私がどうやって介護の仕事に就き、社会復帰することが出来たのか書いていこうと思います。 目次会社のスト …

新卒入社した会社を1年でうつ病で辞めるも、職業訓練校でWEBデザインを学び再就職するまでの話

はじめまして。僕は新卒で就職した会社をうつ病で退職し、それから二年間ほどニートをやってました。 これからどうやってニートから脱出したのかをお話しさせていただければと思います。 目次新卒で入社後、ハラス …

6年の引きこもりニート生活から脱出!25歳の無職ニートが配達アルバイトから正社員として採用されるまで

私は今現在31歳で独身一人暮らしをしています。 両親がいて3人姉弟の真ん中です。中学までは特に問題なく育ったと思います。 高校に入ったぐらいから家族とコミュニケーションをとる事を嫌がっていましたが、特 …

交通事故、子宮、卵巣がんの手術を経て39歳職歴なしで書道師範として就職するまで

私は現在、書道師範をしている39歳のゆう子です。 私は29歳の時に交通事故に遭いました。 事故の後遺症の治療中に子宮体がん、卵巣がんと診断され、すぐに全摘手術を受けました。 その結果、やむを得ず無職と …

26歳でニートになった私がハローワークを活用して販売業の正社員として就職した話

 私は現在30歳ですが、26歳の時に前職を辞めてしまい、無職になってしまいました。 その後自宅でゴロゴロしていたのですが、このままではまずいと思い、職を探しました。それまでの経緯を書いていこうと思いま …

超ブラック営業を退職して23歳で無職になってから、工場に正社員として就職するまで

僕は23歳の男です。 23歳で無職になったのですが、無職になる前はテレビ関係の営業をしていました。 もともと営業の仕事と聞かされてはいたんですが、入社するまで何の営業をするのかははぐらかされて教えても …

一度は心が折れた私が、27歳で無職からソフトウェア制作会社に再就職できるまで

私は現在35歳の男性です。 現在の仕事はソフトウェアの制作業で、職種はエンジニアとして働いています。 私は24歳から26歳までの空白の期間、つまり無職の状態から その後27歳で再就職することになった、 …