大卒後に入社した会社を2年で退職。新聞広告がきっかけで26歳独身無職からアパレルブランドの正社員になれました!

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私(女性)が26歳で無職からアルバイトを経て、販売職の正社員になった話をします。

大学卒業後、正社員で雇用されるも2年で退職

大学在学中にバブルが弾けて、私が卒業後する頃には就職氷河期。特に大卒女子は、企業から敬遠されていました。

入社して2,3年経って、ようやく仕事を覚えた頃に寿退社されるようなら、同じ新卒でも基本給の安い高卒女子を雇ったほうが、人件費を節約できる。という考えが当時の企業間では根強くありました。

それでも、どうにか自力で販売職の仕事の内定に漕ぎつけ、晴れて新卒で就職することができました。

サービス業とあって、毎日が残業で当たり前。休みの日は1日中寝てばかり。

都市部に就職したので、田舎育ちの私は都会の慣れないサービス業の環境に順応できず、体を壊してしまいました。

入社してわずか2年。

会社を辞めて実家で静養することになりました。

最初は良かったがだんだんと疎外感を感じ始める無職生活

実家に帰れば、家賃や食費はかからないし家事も親がやってくれる。最初は至れり尽くせりでじっくり静養できました。

体が回復すると共に、学生時代の友人達と食事に行ったり同窓会に参加したりと地元での交流も深まりました。

当時、20代。

周りの友人達は、多方面で活躍して忙しいながらも充実した毎日を過ごしているようでした。

みんなそれぞれの人生を切り開いて、キラキラ輝いていました。

無職の私には、友人達の会社の愚痴すらも羨ましく感じました。

私には愚痴を言う会社もないのだ。

自分一人だけが、社会から取り残されたような虚しい気持ちになりました。

色んな人から遊びや食事に誘われたりもしましたが、外出する度に親にお金をもらう自分が情けなくなって、次第に友人達の誘いを断るようになっていきました。

新聞広告で見たアルバイト募集から正社員の道へ

職を失って、引きこもりに近いような日々が続き、お金がないとこんなにも気持ちが滅入るものなんだと、収入がない事の辛さを痛感しました。

まだ20代で独身。

仕事を探すなら正社員。と焦っていました。

そんな中、新聞広告で物産展の単発のアルバイト募集のチラシを見つけました。

とりあえず就職活動中だけど、短期間だけお金を稼ぐつもりで応募しました。

ところが履歴書を持っていくと、物産展ではなく靴売り場でアルバイトをして欲しい。と言われました。

ちょうど欠員が出たので、アルバイトを探していたそうです。

私が2年だけ販売職に就いていた事と、在職中に取った販売職関連の資格が役に立ったようでした。

靴売り場で、私は一生懸命働きました。

仕事をして、社員の方に認められたりお客様から感謝されることにやりがいを感じていきました。

アルバイトではあるけれど、頑張れば売上にもつながるし、その他在庫の補充や顧客管理など、販売の仕事以外も任せられるようになりました。

仕事が楽しくて毎日活き活きと過ごせるようになりました。

その頑張りが評価されたのか、靴売り場と同じフロアに新しくアパレルブランドがオープンすることになり、新規正社員として勤務してはどうかと、人事課から声がかかりました。

新しいショップで一から正社員として実績が積める。私は迷わず、そのアパレルブランドで働くことを決めました。

それから結婚、出産を経て15年間、周囲の人の助けもあって正社員として頑張ることができました。

出産後、子供が小学校に上がるタイミングで退職しましたが、色んな経験を積むことができ私の財産となりました。

最初から正社員を目指す他にも、アルバイトとして採用されて実力をつけてから正社員登用という道もあります。

今、無職で悩んだり落ち込んだりしている人がいれば、私のような就職の仕方も身を結ぶことがある。

という事をお伝えしたいです。

正社員にこだわらず、自分の興味のある仕事を広い目で探してみてください。

そこから人生が開けてくることも、大いに可能性があると思います。

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