ニートの就職体験談

就活失敗と自殺未遂…29歳職歴なしニートが新聞配達バイトに採用されるまで

投稿日:2017年6月4日 更新日:

私は大学生の時に、就職活動に失敗しました。

自暴自棄となり、ついにネットで睡眠薬を購入し、自殺を図りました。

ところが母親に見つかり、助かった後は自室で過ごす毎日となり、約8年間も引きこもることになります。

その後、父の死をきっかけに自分を変えてみようと、とりあえず職を探すことにしました。

彼女持ち、テニスサークル所属の積極的だった学生生活

私は大学生の頃テニスサークルに所属しており、積極的に活動していました。

テニスサークルと言っても何かにつけてイベントを行うサークルで、他大学とも合流し盛り上がりました。

大学3年の頃には幹部として部員約100名を仕切り、それなりに人望があると思っていました。

当然彼女もいましたし、いずれは結婚できたらとも何となくですが感じていました。

ところが年明けからの就職活動が上手くいかなかったのです。

大手の営業職を中心に就活をするも相手にされず…

私は交遊関係が広く、人付き合いに長けていると思っていました。

人と話すのが好きだったし、営業職に向いていると思っていました。

ですから営業職を募集している大手企業を中心に就職活動を始めたのです。

私の大学は中堅大学だったので、やはり大手企業からは相手にされませんでした。

大学OBやサークルの先輩を頼って面接まではなんとかたどり着きました。

しかし、最終的にあと一歩のところで落とされます。

私が大手企業を中心に回っているのを尻目に、友人達は身の丈に合った企業を選択し、どんどん内定をもらっていきました。

私もようやくレベルを下げて企業回りをしましたが、なにか違うような気がしたのです。

自分のやりたいことはこんな会社にはないとプライドが邪魔をしていたのです。

そして秋にはすっかり戦意を喪失し、就職活動を辞めてしまいました

彼女との別れ、引きこもり、そして自殺未遂

そんな情けない私の姿を見て、彼女は去っていきました。

就職が決まっていない私は、大学にも行きにくくなりました。

大学4年の12月に彼女と正式に別れてからは、完全に引きこもることになったのです。

幸い単位はそれまでに取得していたので、大学は卒業できました。

しかし大学の卒業式にも行かず、ただ起きて、母に作ってもらった食事を部屋で食べ、寝るという生活を続けていました。

生きているか死んでいるかも分からなくなっていた私は、ついにネットで睡眠薬を購入し飲みました。しかし、ご飯を食べていないことを不審に思った母に見つかり、救急車で運ばれ助かったのでした。

ですがその後、近所の方にも引きこもりがバレてしまい、余計に外に出ていきづらくなりました。

そんな私を不憫に思ってか、両親は何も私に言うことはありませんでした。

父の交通事故をきっかけに始めた就職活動

そんな生活が29歳まで続いていました。

しかしそんな最中、父が交通事故で亡くなってしまったのです。

一家の大黒柱を亡くして、家族はショックに陥りました。

この事件を機に、私自身もこのまま母に生活を見てもらっていてはいけないと思い直し、働いてみようと考え出したのです。

しかし、引きこもっていた30歳手前の男を雇ってくれる企業は多くありません。

そこでまずは、職歴があまり関係ないと思われる新聞配達のアルバイトを探してみることにしました。

自宅の近所は格好悪いので、隣街の新聞店を周ることにしました。

店前に求人募集のチラシが貼ってあるところを探し、飛び込みで雇ってくれるか社長に直接聞いてみたのです。すると学歴や職歴など根ほり葉ほり聞かれました。

履歴書を持参していなかったので、全てを包み隠さず引きこもりも含めて答えました。

すると、頑張ってみなさいと採用されることになったのです。

変なプライドは持たないのが失敗をしないコツ

その後、2年間ほど朝刊・夕刊を1日も休まずに配達しました。

その結果、正社員として採用されることになりました。

どんな仕事でも真面目に続けていれば、見ている人はきっと認めてくれます。

また私のように変なプライドを持たず、身の丈に合った仕事を選ぶのも失敗しないコツです。

私と同じような境遇の方の励みになれば嬉しいです。応援しています。

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