パワハラで無職になるも、野村克也監督の言葉に助けられ29歳無職から観光系企業に再就職できました

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私は29歳のとき観光系企業の事務職に正社員として採用されました。

無職からの就活を進めていたときの話をします。

先輩のパワハラで精神的に滅入り28歳で無職になる

25歳から28歳までは派遣会社で働いていました。仕事はそれなりにやりがいはあったのですが、 先輩社員の中にパワハラを働く者がいて、私もそのターゲットになってしまいました。

パワハラの内容は多岐に渡りますが、 非常に困ったのが仕事の変更事項をわざと伝えてくれないということでした。変更内容を知らないまま作業を続けると当然、皆とは違う作業をすることになります。

結果的にその都度会社に迷惑をかけ、その先輩社員から皆の前で罵倒されて恥をかくということを何度も経験しました。もちろん先輩社員のパワハラ行為については上層部にも相談したのですが、対応してくれませんでした。

私はそういった経緯から精神的に滅入ってしまい退職をしました。無職になってからはしばらく仕事を探す意欲が湧きませんでした。 貯金を切り崩し、時々日雇いのアルバイトをして生計を立てていました。

しかし、半年くらいすると貯金も底を尽きてしまい、将来に不安を感じて就活を進めるようになりました。

半年間の無職生活。野村克也監督の言葉に救われる

就活の時にはいろいろ悩みながら活動を進めていたわけですが、 その中ではいろいろ書籍や雑誌を読んでいました。そのなかで最も心に響いた言葉としては、プロ野球野村克也監督の「念ずれば花開く」という言葉です。

どのような逆境だったとしても明るい未来を信じてそれを頭に鮮明に描いて活動することで必ず 良い結果が生まれるという意味だと解釈しました。

野球と就活はジャンルに違いこそありますが、勝利をつかみ取るという目標においては同じだと思います。精神を保ち戦略を立てて就活を成功させるという目標ができ、この言葉は大きな支えとなりました。

あと、野村克也監督の書籍から学びえたことでもあるのですが、「記録をとる」ということの大切さを無職からの就活をする上でも感じました。 会社に籍を置いているときは毎日決められた時間に出勤し、決められた机で決められた時間帯で働くだけに自然と仕事に取り組み一定の給料を計算できるわけです。

しかしいざ無職になってしまうと、自分自身の日々の活動は自分で管理しなければなりません。私の場合、無職になってからしばらくは自分自身の管理がうまくできませんでした。会社勤めをしていたときは上司に日々監視されていただけに緊張感もあり、自然と仕事を全力でこなしていました。

しかし、無職になっていざ一人で家にいると、緊張感がなくなってしまうのです。

結果的にだらだらと1日を過ごしてしまい、気がついたら貯金がどんどんすり減っているという状況になってしまいました。

ですから、自分をしっかり管理するためにも、ノートにいろいろ記録をとるようになりました。例えば今どれだけの貯蓄があるのか、 今日は就活に向けてどのような作業をしたのかといったようなことです。それらを出来るだけ細かく記録するようにしていました。

記録をとることは非常に就活において良かったと今になってみれば思います。なぜなら、記録をすることによって頭の中が整理されますし、就活の進捗状況が明確になるからです。進捗状況が思わしくないときはもっと頑張らなければいけないという気持ちになるものですし、うまくいっている感じるときは不安から解放されることができました。

無職から就活をする上では精神状態をプラスに保つということが大切だと思います。中年層に差し掛かっての無職というのは世間体も悪いですし 、何かとネガティブにその状況を捉えてしまいがちになってしまいます。

危機感を感じるというのは行動を後押しする上で大切なことであるんですが、あまりネガティブに考えすぎると、諦めの気持ちがわいてきて行動が抑制されてしまいます。ですから、楽観的になりすぎず悲観的にはならないという精神状態をつくりだすことが重要だと思いました。

では無職という状況についてはどう考えればよいかということですが、視点を変えてみれば非常にありがたい状況だと言えるのではないかと私は解釈していました。

なぜなら無職は自由の身でありますし、 自分の行動次第で未来を好きなように開ける可能性があるからです。 私の場合、無職という状況をできるだけプラスに考えることによって、就活を途中からは楽しく進めることができました。

29歳無職がインターネット求人を活用して正社員として採用!

就活の時に役立ったサイトはイーアイデムをはじめとした求人サイトです。当時はまだ求人情報といえば紙媒体から得るという風潮がありました。そんななか、インターネットを活用して情報を瞬時に得られるというのは画期的でとても便利でした。

ある日たまたま観光系企業の募集を見つけて応募。それまでは7社ほど履歴書を送っていたのですが、全て書類選考で不採用になっていました。ただ、その求人は自分のやりたいことと合致していて、明るく仕事をしていく社風が自分と合っていると不思議と感じました。

後日、書類選考、面接をパスして正社員として採用されました。今から思うと、無職の時にいろいろ悩んだことが活きたと感じています。明るく気持ちを保ち自分の思いを強く語ったことが面接官の目からしても よく映ったのではないでしょうか。

まとめ

無職からの就活というのはネガティブに考えがちですし、自分自身をしっかり管理していかねばなりません。

ただ、自由の身でありますし逆境から採用という勝利を得るために、自分自身と向き合う絶好のチャンスだと思います。

私の場合、いろいろ悩みながらも精神状態を良好に保ち前向きに就活に取り組んだことが功を成したと考えています。

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