ニートの就職体験談

新卒で入った不動産会社を24歳で退職し、沖縄の旅行会社に再就職した体験談

投稿日:2017年10月16日 更新日:

はじめまして。

現在34歳、ちょうど来月で、今の職場で働き始めて10年目の、旅行会社社員の男です。

時にはバスツアーの企画をしたり、時には修学旅行でこの地を訪れる高校生のバスに乗り添乗員をしたりと、日々忙しく働いています。

今年は勤続10年の節目ということで、会社から若干ですがボーナスと有給が出るようで、それをモチベーションに日々頑張っています。

これから私の、再就職体験談を書いていきたいと思います。

ずっと夢だった不動産屋に新卒で就業するも…

小さいときからずっと転勤族の父の影響で、何年かごとに引越しをしてきました。

そのため色々な「家」に住む機会が多く、大学生のころには漠然と「不動産屋さん」で働きたいと思っていた経緯があります。

めでたく自分の好きなことが出来る仕事に就くことが出来て夢と希望に溢れた新卒就業・・・とは、残念ながらいきませんでした。

研修後間もなく配属された対象物件は、自宅から片道約2時間の遠方、さらには営業のノルマが悪ければモデルルームで泊り込み営業など、精神的にも肉体的にもきつい日々が続き、働いて2年弱で身体を壊してしまったのです。

残業代・ボーナス・休み、全て無しで2年弱で退職

ずっと自分という人間は真面目で、何事も途中で投げ出さないことが長所であると思っていました。

それが、約2年弱で退職となると、何よりもまず、自分自身のプライドが許せない気持ちになったのは今でもはっきりと覚えています。

一方で、最近よく耳にする、過労死や仕事に耐えられない人による自殺など、そういったよからぬ事態も頭をよぎったこともあります。

今で言う、「ブラック企業」の典型だったのかもしれません。

残業代は出ない、ボーナスも出ない、休みもないの、「3無し」で、精神・体力・そして経済面でも困窮していました。

再就職のきっかけとなった彼女との1週間の沖縄旅行

最終的に、私が退職する気持ちの後押しをしてくれたのは、後に妻になるその当時の彼女の言葉です。

「働いてから全然休んでいないし、旅にでもでようか」と言ってくれた彼女の一言で、退職する決意をしました。

退職届を出し、一抹の将来の不安を抱えながら大自然・沖縄の地へ旅立ったのが、ちょうど24歳の誕生日の前日のこと。

約1週間の旅では、大都会東京のビル群や高層マンションばかり見ていた私の病んでいた心を、きれいさっぱり洗濯してくれました。

初めて訪れた琉球の心優しい人々の振る舞いや南国特有の「どうにかなるさ」精神の生き方に感銘を受け、帰郷後すぐに転職活動を開始し、今では那覇の現地旅行会社に勤務しています。

どうしたら好きな事を仕事にできるかを考える

私のように、まったく畑違いの、しかも東京から遠く離れた地で再就職というのは、少し特異なのかもしれません。

ですが、実体験で感じたのは、無職のままで将来を悲観するなどマイナスのことを考えるよりも、どうしたら好きなことや興味のあることを仕事に出来るか、というプラスの考えを持つことだと体感しました。

だって、大学卒業後、一つの会社で働くとしたら、定年まで最低でも35年間以上はあるわけですよね。

そのように考えたら、一度目の就職を失敗しても、次の働き口があるやくらいの心の余裕があれば良いと思います。

那覇の今の旅行会社の最終面接の際に、面接官(今の私の部署の部長)から言われた言葉は今でもはっきり覚えています。

「旅行とは余暇を売る仕事なのだから、旅行会社の社員になるなら何でも楽しめる気持ちを持つことが重要だ」

その後、1年に何度か東京に出張に訪れますが、新卒の頃に一所懸命販売していた都内の高層マンションの近くを通るたびに、「好きな場所で好きなことを仕事に出来る今の環境は最高」と、実感しています。

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