ギャンブル、中退、自堕落な日々。24歳無職フリーターがホテルの正社員になることができた理由

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私は4年制の大学に通っていたのですが、親元を離れアパートで1人暮らしをしていた影響で、悪友などの誘いに乗るようになり、徐々に自堕落な生活に落ちぶれてしまいました。

その結果、大学を中退し、アルバイトで生活するフリーターのような状態に陥ってしまったのです。

大学中退からフリーターまで

大学も2年生くらいまでは真面目に通っていたのですが、3年目以降から大学の悪友たちの誘いに乗り、ギャンブルなどにも手を染め始め、次第に出席日数が少なくなっていきました。

当然のごとく講義の単位を落とすようになり、4年生になる頃には、もう4年での卒業は無理だろうという状態になってしまいました。

結果、1年半の留年をしたのですが、それまでの自堕落な生活から復帰することが難しく、留年してもまだ卒業の見込みが立たない状態でした。ただ、4年生になる頃に始めたアルバイトをずっと続けていたことは唯一良かったことだと思います。

夜勤のバイトで1回の収入が大きいので、「美味しいバイト」として続けていたのです。そして留年2年目、6年目も半分が過ぎようという頃、大学側から呼び出しがあり、「このまま留年を続けても無意味だろう」とお達しを受け、中退することに。

学生から、アルバイトの収入で生活するフリーターになってしまったのです。

フリーター時代の苦難

自分でも「このまま留年していてもなあ」と考えてはいたので、ある程度覚悟はしていたのですが、さすがに故郷の親に報告することは胸が痛みました。

しかし親も半ばそんなことになるのではないかと覚悟していたようで、辞めるならスッパリ辞めろ、その代わり新しい生活をしっかり考えろと言われました。

学生としてある程度仕送りを送ってもらっていたのですが、大学を辞めるからには、生活費は自分で稼げと言われました。ただいきなり全額は難しいだろうから、家賃の分だけは仕送りしてやる、他の生活費は頑張って稼げということでした。

とりあえず家賃が払えれば、あとの食費などは自分が節約して我慢すればいいことなので、親には感謝しています。正確には、大学6年目の秋、10月から学生という肩書きが消え、「無職フリーター」という状態になりました。

これを機会に、悪友からのギャンブルの誘いなども、ほとんど断ることにしました。競輪や競馬などにもよく誘われていたのですが、大学を辞めたということが、断る上の理由付けとしても効果的だったのは間違いありません。

悪友たちも、無職フリーターの男を強引に誘うわけにもいかず、そういった面での出費は減らすことが出来ました。後は月末など、スーパーが安売りになる時間帯を待ち受けたり、最悪大学の後輩からお米をもらってしのぐという時もありました。

ホテルの夜勤バイト先から正社員に誘われ、採用!

ただ、先にも書きましたように、4年生の頃に始めたバイトを、ずっと続けていたのは大きかったです。ホテルの夜勤のバイトで、1回につき1万円程度のお金が入るので、実入りのいいバイトであり、そしてすっかり自堕落な生活に陥っていた自分としては、早起きしなくてもいい仕事は打ってつけだったのです。

学生の身分の時はだいたい週1くらいのペースでシフトに入っていたのですが、中退することになり、週2~3回に出勤を増やしてもらいました。先方の都合もあるので、こちらの希望通りの回数は入れなかったのですが、それでも毎月ある程度の収入が見込めるアルバイトがひとつあったことは大きかったです。

そして、このバイトを長い期間務めていたこともあり、バイト先からの信用度が上がっていました。

大学を辞めて時間が出来たのでバイトの回数を増やしてもらったのですが、辞めてから数ヶ月後、バイト先の上司から「この先どうするんだ?」と言われ、とりあえずは今の生活を続け、生活が安定してから就職活動も始める予定だと話すと、「良かったらウチの社員にならないか」と誘って頂けたのです。

私はもう渡りに船と、ぜひお願いしますと返答しました。

こうして、無職フリーターの生活になってから半年ほどで、バイト先の正社員として雇ってもらえることになりました。

まとめ

大学を中退し、就職活動もせずに正社員として雇ってもらえたのは、運が良かったと自分でも思います。しかし、同じバイトを願い期間ずっと続けていたことが、この幸運に繋がったのだと考えています。

接客業の夜勤でお客とのトラブルなどもありましたが、それでも金額的にも美味しいし続けようと頑張っていたことが会社にも認められたのだと思います。無断欠勤や遅刻なども、このバイトに関しては一度もしませんでした。

そういった点も、大学は中退したようだけど、仕事はちゃんとやる奴だと認識してもらえたのだと思います。大学の講義と同じようにいい加減な態度で働いていたら、こうはならなかったでしょう。

自分に合った仕事だということもありましたが、何事も「真面目にやりぬく」ことが大事だと思います。

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