ニートの就職体験談

36歳で自動車部品製造会社を退職した後、同業界の技術開発職に再就職できた体験談

投稿日:2017年9月28日 更新日:

技術開発から、希望ではない営業職に異動

前職では、技術開発職に従事していましたが8年後に営業職へ異動となりました。

異動は受け入れましたが、営業職は希望ではなかったため再度技術開発職に復帰したいとの意向でした。

そもそも社内の権力争いの余波を受けての意に沿わない異動でしたが、営業職を6年継続する中で、地元の職場であった技術開発職へ復帰できる見込みがどんどん薄れていきました。

もし技術開発職に復帰できず、なおかつ地元職場へも戻れないのであれば、転職の決断をしなければならないとは考えていました。

新上司とうまくいかず転職を決意

営業職も6年目に入ろうかと言う年、営業異動後の直属上司が異動となり新たな上司との関係がうまく行きませんでした。

新上司とはもともとは仲が良かったのですが、新上司となってからは、直属の部下となった私を自分の思うように育てたいと考えていた様です。

技術職に復帰したいと言う私の強い希望は無視されました。

そして、いくら相談しても営業部員としての将来性を説かれ、私のモチベーションが下がっていく中、私自身が客先とトラブルを起こす事件がありました。

理由は先方のミス、勘違いでしたが、お客様は無下には出来ませんので、私も誠心誠意対応していました。

しかし、そのころにはだんだんと関係が悪くなっていた新上司は、客先ではもとより、社内に対しても私をかばう様なそぶりを全く見せませんでした。

そもそも将来への展望を見失っていた職場で、身内である上司にも仲間としての信頼を感じられなくなったとき、転職を決意しました。

妻の実家に居候した半年の無職期間

当時地元を離れていた私は地元に帰って再就職先を探す事にしました。

しかし、当時買い手市場だったこともあり、なかなか希望する職種は見つけられませんでした。

しかもあまり貯蓄もなかった私は、無職の間は妻の実家に居候するほかありませんでした。

妻も、妻の家族もUターンでの転職には肯定的だったため、居候すること自体に問題は無かったのですが、やはり居心地のいいものではありませんでした。

妻も仕事が見つからず、夫婦そろって無職のままの状態は約半年続いたでしょうか。

就職する意思はあるもののいい会社がなかなか見つからず、かといってバイトなどを始めても就職活動自体が疎かになってはいけないなどと考えて八方塞がりな気分でした。

飽きても大丈夫。つきぬけたところに答えがある

うまく行かない時には、考え自体がマイナス思考になってしまうものです。

就職活動をしていたのは地方の小都市だったため、企業の数も限られていました。

あまりむやみに動いて不採用がつづくと、応募する企業が無くなってしまうので、もう少し経過が良くなるまで応募しない方がいいんじゃないかなどとも考えました。

考えれば考えるほど、体が縛られてなにも行動できなくなる様な気持ちです。

ハローワークに行ったり転職案内サイトからのメールを見たりはするのですが、企業に訪問出来なくなってしまいました。

そんな期間が1ヶ月ほど経ったとき、突然飽きてしまいました。

あまりにも状況が変わらない、家族も何にも言わない状況に退屈しすぎてなんだかどうでも良くなってしまいました。

億劫になっていた外出も気にならなくなり、私は必要とされてないのではないかと言うような根拠のない不安も、どうでも良くなってしまいました。

転職サイトからの案内も目新しいものが無くなっていたので、何となくネットで探した、人材募集を掛けていない企業数社に直接電話をしてみました。

直接電話をかけた企業で再就職が決まる

 直接電話を掛けて就職を打診する事は珍しいようですが、受けていただいた企業側からは好印象に見てもらえました。

やる気や行動力として評価されますし、転職サイトなどへ支払う高額なインセンティブも不要になります。

結果として前職と同様の自動車部品の技術開発職へ再就職する事ができたのでした。

 今から思うとわずかな期間の無職居候生活でしたが、当時は先が全く見えない闇の中でした。

恐怖心や、恐怖を紛らわせるための感情の麻痺や、良くわからない精神状態になっていた様な気がします。

自分1人の力ではどうにも解決できない様な気がしますが、きっかけを作ったのは自分自身の開き直りでしたし、それに応えてくれる人はまわりに多くいた気がします。

飽きたでも、つまらないでも、退屈だでもなんでもかまわないんだと思います。

全うな理由なんかなくても、動き始めさえすれば、応えてくれる人は必ずいるのだと思います。

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