高卒フリーターから就職!正社員、公務員になる方法

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高卒でフリーターをしていると、将来、正社員や公務員になれるのかわからず不安に思うこともあるでしょう。就職活動をどうやって行えばいいかもわからず、就職に向けて動き出せない人もいるかもしれません。

本記事では、高卒フリーターの現状や就職先、正社員や公務員になるにはどうしたらよいのかをご紹介します。

高卒フリーターの現状、割合

まずは高卒フリーターの現状を把握しましょう。

2017年の労働力調査の結果によれば、若年層(15~34歳)のフリーターの人数は、152万人となっています。若年層人口全体に占めるフリーターの割合は5.9%(男性5.4%、女性6.6%)です。

フリーターの学歴構成をみると、高卒は男女ともに45%程度となっており、他の学歴を大きく引き離してトップとなっています。フリーターの半数弱が高卒者だということがわかります。

高卒者がフリーターになる割合を見てみると、男性で12.4%、女性で31.4%となっています。男性の8人に1人、女性の3人に1人がフリーターとなる計算です。

以上のことから、高卒フリーターはそれほど珍しくないことがわかります。

ということは、過去に高卒フリーターから正社員や公務員になった人も多いので、就職しにくかったり、強い偏見があるわけでもありません。

高卒フリーターの就職先

高卒フリーターはどのような業界に就職することが多いのでしょうか。

大学や専門学校で特別な教育を受けているわけではないので、専門職に就職することはあまりありません。フリーターをしている間に資格を取得していれば話は別ですが、多くの高卒フリーターは特別な技能を必要としない業界、職種に就職します。

代表格と言ってもよいのが、営業職です。

たしかに営業には商品に対しての知識が必要ですが、就職してから学ぶことがほとんどですので、学歴は関係ありません。人手が不足しがちなこともあり、高卒フリーターも重宝されています。

運送関係の会社も就職しやすいです。

ネット通販の普及により運送業界はどんどん忙しくなっており、人手が不足しています。普通運転免許や準中型免許が必要とはなりますが、すぐに取得できる資格です。準中型や大型免許は持っていなくても、会社が費用負担して取らせてくれる場合もあります。

その他にも介護職や販売、接客など様々な分野で高卒フリーター出身者が活躍しています。

高卒フリーターから正社員になるには?

高卒フリーターから正社員になるのは不可能なことではありません。苦労が伴うことは多いですが、正社員を目指した人の多くがちゃんと正社員になれています。

まずはどんな仕事をしたいか、をできるかぎり明確化しましょう。明確化しないと、求人を探すにしても、あまりに多くの求人があって選びきれません。かといって、仕事を絞り過ぎると、逆に求人が見つかりません。いくつかの業界、職種を想定しておくと良いでしょう。

続いて、求人情報サイトに登録しましょう。大手の求人サイトの方が求人数が多いので、自分好みの求人を見つけやすいです。その中には、「高卒以上」「学歴不問」「フリーター歓迎」といった文言も多いので、安心して応募できるかと思います。

後はどんどん応募しましょう。良い条件の求人では、1人の募集に対して100人が集まることも珍しくないので、落ちるのが当たり前の世界です。一回の結果に一喜一憂せずに淡々と応募を重ねていきましょう。

高卒フリーターから公務員を目指すには?

高卒フリーターからでも公務員になることができます。

公務員にもさまざまな職種があり、警察官や建築、土木関係、事務職などがあり、高卒資格で受験することができます。

公務員になるには、1次試験での筆記試験、2次試験で面接をパスする必要があります。

筆記試験の内容は、国家公務員、地方公務員の区分や職種によっても変わってきますが、文章理解や判断推理、数的推理、資料解釈といった分野が出題されます。

面接は民間企業のものと変わりません。自己PRについてであったり、なぜ公務員を目指したのか、といった質問が多いです。

気を付けたいのは年齢制限です。

多くの公務員試験では年齢制限が設けられており、大体が29歳までとされています。中には39歳まで受験可能のものもありますが、少数派です。

また、高卒者を対象としたものの中には、高卒後2~3年を上限としている者もあります。公務員を受験しようと決意を固める前に、まず受験資格の年齢制限に引っ掛かってはいないかを確認しましょう。

高卒フリーターの就職活動で大切なこと

高卒フリーターの就職活動は大変ではありますが、上述したような業界や職種を選べば他の就職活動者と比べて特別不利ということはありません。

特に若い段階であれば、若いというだけで武器になります。若さがなかったとしても、長年続いたアルバイトであれば立派な経験として認められます。

高卒フリーターの就職活動で最も気を付けてほしいのは、卑屈になってしまうことです。アルバイトだから重要な仕事をしていない、他の人と比べて経験が乏しいと卑屈になってしまい、面接で自信なく話してしまったり、そもそも応募を躊躇ったりする人が少なからずいます。

アルバイトでも立派な経験ですし、経験した年数も大切な要素ではあるものの経験からどんな考え方を得ることができたかの方が大切です。

卑屈にならずに前を向いて就職活動に臨みましょう。

まとめ

高卒フリーターでも正社員や公務員に就職することは可能です。

尻込みすることなく、行動に移すことが大切です。ぜひ本記事を参考にして、就職活動を始めてみてください。

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