資格なしの高卒が転職するのは厳しい?問題ある場合とない場合、役に立つ資格

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ブラック企業に勤めていて、もう身体が持たない、待遇が悪いのでもっと給与が高い会社に行きたい、今の会社に不満はないがもっと高度な仕事をしてみたいなど、様々な理由で転職したいと考えている人は数多くいることでしょう。

しかし、転職がうまくいくのか不安に思う人も多いでしょう。

特に、高卒で資格がないともなれば、転職できるのかどうかわからず、二の足を踏むことと思われます。

本記事では、高卒が転職する場合、資格なしではどういった影響があるのか、を中心にご紹介します。

資格なしでも問題ない場合

転職市場で重要となるのは、経験、若さ、資格です。

たしかに転職では資格の有無が重要視される傾向にありますが、絶対に必要というわけではありません。

まず、同じ業界に転職する場合、資格はほとんど意味を成しません。

必要なのは、圧倒的に経験です。

ですので、資格よりも前職でどんな仕事をやってきて、転職した後にはこんなふうに貢献できる、といったことを面接でアピールすることが必要です。

若ければ、尚更転職できる可能性は高まります。

次に、別業界に転職する場合、資格があるに越したことはありませんが、若さが重要視されます。

社会人としての基本的なマナーが身に付いていて教育コストがかからないこと、それでいて若いので伸びしろがある、といったことが好意的に見られることが多いです。

二十代であれば、別業界に転職するのもそれほど難しくありません。

また、資格なしでも入りやすい業界もあります。

飲食業や個人向け営業、工場のライン作業員などは、人手不足になりがちということもあり、資格なしでも転職しやすいです。

ただ入社後に資格取得を求められる場合があります。

例えば、保険の営業員は資格がないと保険販売ができません。

ですので、面接で資格について聞かれた場合は、今後資格を取る意志がある旨を伝えるのが無難です。

資格が必要な場合

業界によっては、資格がなければ受けることすらできないこともあります。

求人票によく「〇〇(資格名)があれば優遇」といった表記がありますが、これはその資格がなければ書類で落とすと言っているのと同義です。

どういった業界で資格が必須なのか見ていきましょう

医療・福祉業界

まずは医療・福祉業界です。

資格を持っている事で可能となる医療行為や福祉サービスが多数あります。

誰でも注射を打てるわけではないですし、訪問介護にも専門知識が必要となります。

業界自体には無資格でも入れますが、雑用ばかりですし待遇も悪いです。

医療事務は未経験のニートでも大丈夫?必要な資格や条件

運送業界

次に、運送業界です。

人手不足の業界ではありますが、誰でも入れるわけではありません。

普通自動車免許で運転できる車両の場合もありますが、ほとんどの場合、大型トラックを運転しなくてはなりません。

そのため、大型自動車免許が必要となります。

また、年齢が高く、他業種に転職しようとする場合は、経験や若さといった武器がない分、資格で勝負する必要が出てきます。

ITパスポートや日商簿記といったどこでも役に立つ資格はもちろんのこと、各業界の専門資格を持っておくと転職活動を有利に進めることができるでしょう。

病気で退職後、32歳ニートだった私が運送ドライバーとして就職するまでの道のり

高卒が取っておくとよい資格

どの業界でも使える資格をご紹介します。

ITパスポート

今やどの業界に行ってもIT技術を利用しないことはないですので、ITパスポートは持っておいて損はないでしょう。

ITに関する知識はもちろんのこと、財務会計や法務などの基礎知識を学ぶこともできます。

ニートがIT業界で正社員になるための条件、有利な資格

日商簿記

次に日商簿記です。

会計知識の基礎となるものですので、会計部門はもちろんのこと営業にも必須の知識になります。

3級は基礎知識があるといったレベルですので、財務担当者として必要な知識があるレベルの2級は取得したいところです。

ニートが就職するのに簿記は活きる?何級を取るべき?

MOS(Microsoft Office Specialist)

MOSMicrosoft Office Specialist)は、パソコンでの業務をこなせることの証拠になる資格です。

ワードやエクセル、パワーポイントといったビジネスでは必須のツールを使いこなすためのスキルを身に付けることができます。

他にも様々な資格がありますし、宅地建物取引士(不動産業界)、フィナンシャルプランナー(金融業界)といった各業界の専門資格があります。

まとめ

資格なしの高卒でも転職はできますが、行きたい業界によっては資格が必須となります。

また、どの業界にでも通じる資格は取っておいて損はありません。

何かしらの資格を取るために、勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました