資格の大切さを実感!40歳無職から有料老人ホームに正社員として再就職できた話

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45歳男性です。大学を卒業してから不動産畑で営業として働いていましたが、不況で会社経営が立ちいかなくなり、結局給料も未払のまま潰れてしまいました。

その後、すぐに職業安定所で失業手続きをとり、失業手当てをもらいながら再就職先探しを行うことになったのですが、不況で採用先はなかなか見つからず、40歳という年齢のこともあってかいつまで経っても面接にすらこぎつけませんでした。

求人サイトで自分の経験のある不動産でもいくつも応募して見たのですが、どこも若い人を求めているようで、お祈りのメールしか戻ってきませんでした。

ハローワークで福祉系の仕事を勧められ、資格に挑戦することに

家にいると不安で潰されそうになるため、とにかく近所のハローワークに足繁く通いました。そこでハローワークの職員さんが勧めてくれたのが、福祉の仕事でした。

福祉の仕事なら人手不足のため、いくらでも仕事があるし、職業安定所の職業訓練制度を利用すればほとんど自己負担なく、福祉関連の資格も取得できるということで、全くの異業種ですが、思い切って挑戦してみることにしました。

講習に参加すると若い人だけでなく自分よりも一回り年齢の上の人もいて、世代関係なく和気あいあいとしてとても安心して講習を受けることができました。

その後半年ほどで無事にヘルパー資格も取得でき、ハローワークからもいくつも介護施設を紹介されました。私はそれまで普通自動車免許しか持っていなかったのですがそこでつくづく資格を取得することの重要さを実感しました。

ハローワークに紹介された自宅に近い老人ホームで面接

ハローワークから紹介されたのは自宅から近い介護付き有料老人ホームでした。

事前に面接予約を入れた後、履歴書・職務経歴書持参で伺ったところ、そこは高級ホテルのような豪華な施設でスタッフも皆ホテルマンのようにシャキシャキ動いていました。その後、受付で面接に伺ったことをお伝えすると、40代後半くらいの男性の施設長がやってきて、応接室に通されました。

そこではまずは今までの経歴・経験の有無や資格を取るまで大変だったことなどの簡単な質問を受けた後、施設について一通り説明を受け、館内の見学にも同行していただき、お部屋の中の設備や共用施設、食事、現在の入居者の方などについても細かく説明していただきました。

そして選考結果を後日連絡しますと言われ、面接は終了しました。

翌日、合格の電話連絡が!楽しかった研修期間

翌日には電話連絡があり、ぜひ入社いただきたいのでいつから働けますかと聞かれました。私はこんなに早く合格通知が来るとは思わなかったので、驚きましたが、とにかく貯金も底をついていたため1日でも早く働きたいということで、翌週から勤務がスタートすることになりました。

入社後は一週間ほど、研修があり、食事介助、清拭、体の支え方、スタッフとの連携、ケアマネージャーとの連携、医療機関との連携、リスクマネジメントなどなど朝から晩までみっちり叩き込まれました。

一緒に研修を受けた人は他にも22歳の大学新卒の女性と40代の主婦の方、あとは定年退職した60代の3名で、皆未経験の方だったのですぐに仲良くなり、研修自体は大変でしたが、楽しい研修期間でした

その後、それぞれ配属先に移ることになったのですが、最初は不慣れな上に入居者ごとにいろいろな性格や生活スタイルがあるのと、新しい人間に対して警戒心が強いため、入居者の方になかなか受け入れてもらえず、大変苦労をしました。

しかしその後半年ほど続けて行くと入居者の方の行動パターンがだんだんわかってきて、コミュニケーションもとれ、相手にも次第に受け入れてもらえるようになってからはだんだんこの仕事が楽しくなって、何が起きても慌てず落ち着いて対処できるようになりました。

これから自分も年老いた親の介護に直面する年代ですので介護の資格を取得できたこと実際に介護の現場で働けていることはは本当にいい経験になっています。

まとめ

長年働いた不動産の仕事を離れることは大変勇気がいりましたし、最初はこの仕事になじめず苦労しましたが、今ではこの世界に転職して本当によかったと思っています。

これからの日本は超高齢化社会で確実にこの業界は伸びていきます。やりがいのある福祉の現場でさらに技術を磨きつつ、さらなるキャリアアップを目指して、今度は難関資格であるケアマネージャーの資格にも挑戦しようと考えています。

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